さすらいびとの子守唄

Landscape with Railway

薄明の時・・・

yasakano

日の出前や日没後のまだ暗くならない頃、空気が蒼く染まったような空間になる。
ブルーモーメントと呼ばれている時間帯だ。時間の経過とともに空間の明るさがどんどん変化していくから、ほんの1分ほどでも、明るさが変わっていくのがわかる。空間が蒼く染まると、神秘的で、幽玄な雰囲気になる。そんな時が大好きである・・・。

422D、只見線の上りの1番列車だ季節毎の表情が違うので、年間を通じて撮影が楽しい列車だが、冬の一番日の短い頃は暗闇を走る事になる。それでも少しづつ日の出の時間が早くなっていく頃は、柳津を超えたあたりからあたりが少しづつ蒼い時間を走るようになる。

薄明の里を往く・・・。あたりはまだ寝静まっているようだ・・・。

2017年1月21日 只見線 会津柳津-会津坂本

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  1. 2017/01/25(水) 00:21:27|
  2. 僕の只見線
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闇に浮かぶ・・・

gekkoujiyoru

雪に照らされて薄らと浮かぶお寺。背後に鉄橋があり寒さに震えながら列車を待った。
雪は音を吸収するようだが、それでも遠くの鉄橋を渡る音はかすかに聞こえてくる。少しずつ明るくなってくるのは、列車のビームであろう。ゆっくりと、静かに進む列車はまるで銀河鉄道のように見えた・・・。

春は桜の花が見事なこの小さなお寺に、今日は雪の華が咲き、闇の中に浮かんでいた・・・。

2017年1月21日 只見線 郷戸-会津柳津

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  1. 2017/01/23(月) 23:36:26|
  2. 僕の只見線
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凛とした空気の中を・・・

dai4yukibare

未明にしんしんと降り続いていた雪が止んだ朝の美しさが圧巻なのは、降る前との景色の違いと、朝の凛とした空気感の影響なのだろう。木々や鉄橋に積もった雪が、積もったそのままの姿なのがなんとなくうれしいのだ。まして雪晴れの朝だと太陽の光があたりの色すら劇的に変える。貴重な奥会津の晴れ間だというだけでそんな気持ちが高揚していくのだ・・・。

只見川の川面の色も季節毎に変化する。たぶんあたりの空気感を映しているのではないかと思うのだが、なるほど厳冬期の川面は鋼色だ。凛とした冬の朝の空気は鋼のように鋭く光っているのだろう。

凛とした空気の中を、列車が鉄橋を渡っていく。雪が音を吸収してしまうのか静かに、音もなく行き過ぎるのがなんとも不思議な気持ちになる・・・

2017年1月15日 只見線 会津水沼-会津中川

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  1. 2017/01/18(水) 23:20:20|
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まさかの雪晴れ

oosiyukibare

奥会津はどちらかというと新潟県の気候に近い。そのため、冬になると鉛色の空と降雪が続くのである。
冬型が強まる・・・なんていうととにかくドカ雪が降ることが多い。この週末もかなりの寒気が降りてきて冬型が強まり、大雪が降っていたのだが、15日はなんか様子が違っていた。

東北道の那須や白河のあたりはものすごい雪でこれ以上走るのに危険を感じて安積PAで仮眠し、早朝目が覚めると月が出ていた。たぶん中通リだけだろうと思っていると会津に入っても月が見えていた。それでも流れてくる雪雲で雪が降っていたがだんだんと青空が見えてきた。奥会津の雪晴れって貴重であり、そして美しい・・・。

地元に住む人にとって、雪は無いに越したことはないと聞く。それくらい厳しくきついのが雪である。
それでも、より厳しいものであるからこそ、ふっと見せる表情はより美しい事がある。そんな姿を見る事ができたのがとてもうれしかった・・・。

まだ谷には完全に日が差してないが、贅沢は言うまい。こんな表情、そうそう見れるわけでもないのだから・・・。

2017年1月15日 只見線 会津中川-会津川口

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  1. 2017/01/16(月) 22:31:37|
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クリスマスツリーの朝

kurisumasuturi-

もさもさと雪が降り続く様は、恐ろしいとさえ思う。
あたりが真白になり、音もしない静けさの中、このまま永遠に降り続くのではないかという錯覚を覚えるのだ。

前日の夕方に本荘入りした時、あたりは雪が少ないではなく、雪が無い状態だった。
たぶん自分が寝てから降り始めた雪は、翌日あたりの景色を白く変えていた。宿を出て前郷を過ぎたあたりから雪がもさもさと降りだした。あたりは真白で、どこが道だかわからない。慣れない土地という事もあり、本当に怖く感じた。

それでも今年は暖冬傾向なのかほどなく雪は止んだ。
雪がやむと一気に見通しがきくようになる。あたりを見回すと森の木々が一気にクリスマスツリーと化していた・・・。

2017年1月5日 由利高原鉄道鳥海山ろく線 矢島-川部

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  1. 2017/01/11(水) 23:09:00|
  2. 由利高原鉄道
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早春の海のよう・・・

hiroto

どうみても3月下旬のような光景だが、撮影は1月4日・・・。
北海道以外では雪が少ない冬が続いているが、このあたりは雪が少ないというより、雪が無い・・・。
いつもの年なら横っ面をたたくような強い西風も吹かず、海も冬ではなく春の海のようだ・・・。

穏やかな天気は歓迎されるはずなのだろうが、その季節ならではの情景を求めている自分は、やはり無責任な旅人なんだと改めて感じた・・・。

2017年1月4日 五能線 追良瀬-広戸

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  1. 2017/01/10(火) 23:03:40|
  2. 五能線旅情
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飯詰は元気です!

津軽飯詰・・・。
津軽五所川原から津軽鉄道に乗って3つ目の小さな駅だ。それでも以前は列車交換の設備もある有人駅であった。
集落の片隅にある静かで小さな駅だが、古い駅舎sは常に清掃され、写真も飾ってあって実に気持ちのいい駅だ。地元の有志の方が行っているという・・・。
飯詰では獅子舞が行われ、各家を回る途中、ストーブ列車の時間に合わせて駅で舞い、津軽へ来てくれたお客様を歓迎する。
もう7年ほど続けられているという。最初はまだ小学生だった子が高校生になっていたりと、時の流れを感じると、1回目から見守っている友人が言う。飯詰の人たちが、笑顔でストーブ列車の前で待っている様は見ていて本当に楽しく、嬉しいものだ。
列車の乗客の方も、降りてきて写真を撮ったり、窓から眺めたりと楽しそうだ。

小さなことかもしれないけど、こうした事でもてなされた旅人は、きっと飯詰を好きになって帰っていくのだろう・・・

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旅を愛する人たちへ
津軽飯詰は元気です・・・
どうか、いい旅を!

2017年1月2日 津軽鉄道 津軽飯詰(3枚とも)





[飯詰は元気です!]の続きを読む

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  1. 2017/01/07(土) 00:18:31|
  2. 津軽鉄道
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ゆく年によせて・・・

早いもので今年もあとわずかになりました。
2年前に異動があって、その前みたいに「今年中に家に帰る」なんてのを目標に仕事をしているわけではないのですが、大晦日も元旦も仕事をしています。それだけに毎年年末年始の感覚ってイマイチだったんですが、最近はちょっと余裕ができたのか少しずつそういう感覚が戻りつつあるようにも思います。

今年もまぁ、例年と変わらず特別いい事もなかったけど、特別悪いわけでもない年で終わるはずでしたが、年末にちょっといいニュースが飛び込んできました。只見線の鉄路での復旧が正式に決定したというニュースでした。福島県や地元の市町村の大きな負担の上での復旧なんで手放しで喜ぶわけはいかないのですが、それでもこの5年半の事が走馬灯のように駈け廻り、様々な思いが頭の中を交錯してこみあげる物もありました・・・。
地元の住民の方の負担も大きいものなので、自分も今まで以上に応援していきたいと思っています。幸い、地元の若手を中心とした盛り上がりの芽が時を同じうして出てきたし、自分もその活動を見守り、いやその中に入らせていただいていきたいと思っています。

写真的には、すべてグループ展でしたが、1月、5月、7月、9月、12月と5回の写真展に出展させていただきました。そうしたものに参加させていただいていろいろと刺激もいただき、勉強もさせていただきました。来年はどうなるかわかりませんが、そうした機会があれば、また参加したいし、勉強していきたいです。
それも含めて多くの仲間たちに支えられて過ごしてきたんだと感じています。大きな財産だし、本当にありがたいと感謝の気持ちでいっぱいです。
来年も・・・
好きな事を好きなように、地道にやっていきたいと思います。只見線関係に重点がおかれてしまうかな?まぁ、それもいい事ですよね。

今年も1年間、幣ブログをご覧いただきましてありがとうございました。まだまだ未熟な写真ばかりで、お見苦しい点も多々あったとはは思いますが、来年はほんの少しでも進歩できればと思っております。
本当にありがとうございました。良いお年をお迎えください。

平成28年12月31日  さすらいびと拝

yoake

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  1. 2016/12/31(土) 18:00:00|
  2. さすらいの美学
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雪が少ない冬

yanaiduenkei

雪が少ない冬は、何年か一度はあるものだが去年に引き続き今年もそうなるのか?と思わせる光景だった。
年も押し迫ったこの日、まるで3月頃のような風景だった。それでも過去にもこんな冬を経験したことがあるが、1月に入ってドカッと降った年もあるし、逆に12月にかなりの量が降って1月2月に降らず、雪崩の危険から只見線が長期間運休した年もあった。
それでも今回は正月も強い冬型は望めず、おだやかな正月になりそうでもある。

この雪の少なさで金山町のある温泉旅館は年明け早々のスキー客の団体のキャンセルがありかなり厳しい状況であるという。
雪は少ないに越したことはない・・・という言葉をよく聞くが、こうしてみると雪で生活や商売としている人や観光関係の人にとっては死活問題でもあるんだろう。降りすぎは困るが、そこそこは・・・そんな感じがいいのだろうか?

いずれにしても、今年の現実の風景である。これが、今年の只見線の自分にとってのラストショットになった・・・。

奥会津の人たちへ・・・。
今年もお世話になりました。来年もよろしくお願いします。良いお年を・・・

2016年12月29日 只見線 郷戸-会津柳津

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  1. 2016/12/30(金) 08:05:20|
  2. 僕の只見線
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只見線鉄路での復旧によせて・・・

今日の夕方、あるニュースが舞い込んできました。
「只見線の鉄路での全線復旧」というものでした。そういう方向で進んでいるというのはl聞いていましたが、こうしてそれが実際に決定したという知らせを聞くと、実に感慨深く、またうれしいものでした。
思えば・・・
あの年はいろいろあった年でした。東日本大震災で始まり、肉親との永遠の別れと同じくしての奥会津の水害・・・
そのニュースを聞いて、そういった様々な事が頭の中に蘇りました。そしてそれから5年半の事とか・・・。
職場では休み時間とはいうものの、涙がこみあげてきて隠すのが大変でした(笑)

上下分離での運営となるわけで、多分これからの事は今までよりももっと大変なことになると思います。
それでも今は、スタートラインに立てた事を素直に喜びたいです。地元では、若手の有志が存続に向けて盛り上がりの芽が出てきてます。自分はそういった活動も含めて応援していきたい・・・。心からそう思います。今まで以上に・・・

もし幣ブログをご覧になられている只見線おいファンの皆さんがいたら・・・
乗りましょう、また自分のような撮り鉄の皆さん、たとえ乗れなくても地元にお金を落としましょう。
食事、宿泊、土産、ガソリン・・・
なんでもいいんです。上下分離ですから地元の市町村にお金を落として、税収に協力できれば・・・
そういう応援もありかなと思います。いつまでも只見線が存続していることを祈りつつ・・・

dai5kiri



dai8

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  1. 2016/12/27(火) 00:00:50|
  2. 僕の只見線
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プロフィール

さすらいびと 

Author:さすらいびと 
旅と酒と蒸気機関車とローカル線とカメラをこよなく愛するおぢさんです!

真島満秀先生に感化され、「旅情」をテーマに、季節とか、光とか、日常とかの鉄道情景が好きで追い求めています。どちらかというと鉄道写真というより、「鉄道のある風景写真」といった方がいいかもしれません。自分の写真を見て「旅に出たい」って思っていただけたら望外の喜びです。

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