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さすらいびとの子守唄

Landscape with Railway

写真は熟成する・・・

kakinoki

かつてここに柿ノ木という小さな駅があった・・・
そう言われないとわからないほどこの駅の跡地にはなにもなくなってしまった。小さな待合室だけでなく、ホームさえ跡形もなく撤去された。同時期に田子倉駅も廃止になり、当時水害による只見-会津川口の復旧の見通しもなかった頃でとても寂しい想いをした記憶がある。

柿ノ木駅は1951年に当時の国鉄只見線の仮乗降場として間接され、1987年の国鉄分割民営化によりJR東日本が継承し、同時に駅に昇格した。近くにある柿ノ木集落が駅の由来だと思う。地味な駅だったが、駅の入広瀬寄りの杉木立の脇のカーブは、柿ノ木カーブ」と呼ばれ、ラッセル車や特殊排雪列車の撮影地でもあった。
そんな柿ノ木駅も2013年3月に臨時駅に降格し2015年3月に廃止された。

そんな柿ノ木駅であるが、ほとんど写真を撮った覚えがない。ただ、古い写真を見返している時にふと、こんな写真を見つけたのだ。なんで当時こんな写真を撮ったのか、そんな記憶もないなんの変哲もない写真だけど・・・

今、改めて見てみるとなんかすごくかけがえのない貴重な写真に思えてくるから不思議だ・・・。

柿ノ木駅が生きていた証し・・・。そんな情景が広がっていく。

写真は熟成する・・・
ふと、そんな事を思った・・・

2008年3月25日 只見線 柿ノ木駅 (当時)




テーマ:鉄道写真 - ジャンル:写真

  1. 2019/03/29(金) 20:33:16|
  2. 僕の只見線
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

こんにちは。
道路標識のような駅名標、そして柿ノ木駅、懐かしく拝見しました。
利用者の少ない駅が廃止になってしまいましたが、不通区間の復旧が進めばいずれまた前線を列車で旅できるようになります。魅力あるこの路線がいつまでも維持されて欲しいと願うばかりです。
何気ない駅の情景が素敵ですね。写真が時の経過と共に撮ったときとは異なる価値を持ち始め、大切なものになっていく感覚、全く同感ですし、共感します。
風旅記: https://kazetabiki.blog.fc2.com
  1. 2019/04/06(土) 18:32:57 |
  2. URL |
  3. 風旅記 #O7xVy9HA
  4. [ 編集]

Re: タイトルなし

風旅記さん、いつもありがとうございます。
今思うともっと柿ノ木駅の情景を残しておきたかったとも思っています。
撮った当時はあまり印象的でもなくHDDに入ったままだったんですが改めて見返してみて全く違う写真に見えました。
  1. 2019/04/09(火) 19:42:42 |
  2. URL |
  3. さすらいびと  #-
  4. [ 編集]

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さすらいびと 

Author:さすらいびと 
旅と酒と蒸気機関車とローカル線とカメラをこよなく愛するおぢさんです!

真島満秀先生に感化され、「旅情」をテーマに、季節とか、光とか、日常とかの鉄道情景が好きで追い求めています。どちらかというと鉄道写真というより、「鉄道のある風景写真」といった方がいいかもしれません。自分の写真を見て「旅に出たい」って思っていただけたら望外の喜びです。

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