
かつて秋の只見線といえば、「燃える只見線」といわれるほど沿線の紅葉は赤く染まったものだった。
ここ数年「燃える只見線」といった紅葉にお目にかかっていない。赤というよりオレンジや茶色っぽいままで落葉するような気がするのだ。それが気候変動の影響なのか、単なる木々の老化なのかはわからないが、あれだけの広葉樹の森があるだけにちょっと残念だとも思う。
それでもやはり山全体がが粧う様は見事だし目を見張るものがある。とにかく見ていて「お見事!」としか言いようがない。
先日の3連休、只見線沿線はものすごい撮影者でにぎわった。特にSLとかイベント列車が走っているわけではないのだが、こうした風景の中を走る普通のキハ40の素晴らしい姿が認知されたんではないかとも思っている・・・。
今年は紅葉の色づきが悪いと感じたが、それでも色温度が低くなる夕方の光線に照らされると赤味が増しより妖艶な表情になる。
正に「山粧へり・・・」
そんな舞台を往くキハ40は正に千両役者。「いよっ!日本一!」そんな声が聞こえてきそうである・・・。
2017年11月3日 只見線 会津宮下ー会津西方
テーマ:鉄道写真 - ジャンル:写真
- 2017/11/07(火) 22:47:34|
- 僕の只見線
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