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あたりは真暗で、目が開いているのか閉じているのかわからないくらいだ。
たぶんそうそうそんな経験はしないと思われるくらい真暗な空間を小さな懐中電灯を垂らして機材をセットした。
川向のどうろを走る車が銀河鉄道の如く見えるのが妙に新鮮な感覚だった。まだ18時過ぎである・・・。
露出はルームライトで測光してあとは勘。フォーカスはAFだが、出たとこ勝負だ。シーンという音が聞こえてくるかのような静寂の中微かに線路に列車の響きが聞こえてくると一気に緊張する・・・。
列車は一気に通過していった。夢中でシャッターを押した。
闇を劈くような・・・。そんなイメージに少しは近づいたように思った・・・。
こんな撮影もたまにはいいものである。
2016年11月2日 只見線 会津宮下-早戸
テーマ:鉄道写真 - ジャンル:写真
- 2017/10/25(水) 23:15:58|
- 僕の只見線
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