
この日の奥会津はとにかく暑かった。櫃間、道路わきにある温度計で35℃を指していた。会津若松では36℃を指していたという。
東北なんだから涼しいようにも感じるが、夏の奥会津は暑い。山に囲まれた地形だし、標高も思ったほど高くはないからだろう。
ただ、朝夕は涼しく、夕方も日が陰ると一気に気温が下がり場所によっては川霧が発生する。そんな光景を狙って昼間はただただ耐えているのだ(笑)
19:09、会津若松行きの最終列車が発車する。この後は下りが2本到着するだけなので、会津川口を発車する最終列車となる。
水害前は同じような時間に上下の交換があった。会津若松行きと小出行きのそれぞれの最終列車の交換である。
列車の交換シーンはなんとなくドラマチックだと思う。それがそれぞれの最終列車だと思うと尚更である。そんな光景が見られなくなってもうすぐ6年になる。
「川口の交換シーンがみたいよな・・・」そう思って何回も上り最終であるこの列車を見送った。
でも、そのシーンを再び見られるのは、もう遠い夢ではなくなったのである・・・。
2017年7月9日 只見線 会津川口
テーマ:鉄道写真 - ジャンル:写真
- 2017/07/10(月) 23:56:28|
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