
春を明確に告げるシンボルは桜であるが、桜が咲く頃は意外と色が少ないものだ。もしその状況で桜が無かったら、春らしいものは本当にないな・・・と思う。桜が散り始めると木々の芽吹きが始まり、田圃に水が入りカエルの大合唱が聞こえてきて、春本番となるんだと自分は感じている。
そんな中でも季節は進む。人々の営みも春へと動き出すものだ。ふと足元を見ると、田起しや畦塗りが始まっている。田圃に水を入れる準備だ。逆光に輝く桜ほどではないが、塗り終わった畦が輝いている様はいかにも春らしい光景だ。
春は自然だけではなく、人々の営みも動き出す。桜はそんな季節を告げる花なんだろう・・・
2017年4月16日 水郡線 磐城石井-磐城塙
テーマ:鉄道写真 - ジャンル:写真
- 2017/04/18(火) 23:04:31|
- 水郡線旅情
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