
あたりは真暗である。
目をつぶっていても開けていても変わらないような・・・。正に真暗だった。
それでも時間をおいて目が慣れてくるが、それでも川面が若干明るく映るくらいであろうか?時折対岸を走る車が光の矢のように走っていく・・・。
車のハッチを開けてルームライトでだいたいの露出を合わせてはいるが出たとこ勝負。知った撮影地なのでだいたいの感じはわかるが、それでも構図もやはり出たとこ勝負であった。
遠くタイフォンが聞こえる。少しずつエンジンの音が聞こえる。だんだんと前照灯の灯りに照らされて明るくなっていき、闇を切り裂くように列車が走り去っていった。
紅葉した木がかろうじて前照灯に照らされていた・・・。
18時24分の出来事だった・・・。
2016年11月12日 只見線 会津宮下-早戸
テーマ:鉄道写真 - ジャンル:写真
- 2016/11/28(月) 23:05:39|
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