さすらいびとの子守唄

Landscape with Railway

夜の帳・・・

niyasita

夜の帳が下りると、宮下は車の通りもほとんどなくなり静寂な空間が支配する。国道ですら夜は通りが無くなるのだが、ここはバイパスが出来て地元の人の生活圏だけの所・・・。駅前に立ってほんの少しのイルミネーションが輝く宮下の駅舎を見ている。シーン・・・という音が聞こえてくるような静けさが、怖いような、心地いいような不思議な気持ちになってくる。そんな中、2分ほど遅れて列車が宮下の駅に静かに滑り込む。エンジンの音が雪に吸収されているのか、あまり大きい音に感じられない。なんか映画のシーンを見ているような気持ちである。タブレットが廃止され、駅員さんがホームに立たなくなったんだろう、それでも数名のお客さんが構内踏切を渡って家路を急ぐ。いつの間にか駅前にはお迎えの車が数台きているようだ・・・。
駅が、駅として輝くのはそういう日常の光景だ。夜という時間がドラマティックにさせているが、それでもそんな情景をホッとするように見つめていた。

列車はほどなく静かに、滑るように発車していった。エンジンを吹かして発進していくのだが、エンジンの音がなんか遠くに聞こえるように感じた。遠くに列車が見えているのに静かに、まるで夢の中で列車を見送っているような・・・。
赤いテールライトがどんどん小さくなって闇の中に消えていく様を僕はじっと見つめていた・・・。

2014年1月20日 只見線 会津宮下

テーマ:鉄道写真 - ジャンル:写真

  1. 2014/01/25(土) 10:51:07|
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さすらいびと 

Author:さすらいびと 
旅と酒と蒸気機関車とローカル線とカメラをこよなく愛するおぢさんです!

真島満秀先生に感化され、「旅情」をテーマに、季節とか、光とか、日常とかの鉄道情景が好きで追い求めています。どちらかというと鉄道写真というより、「鉄道のある風景写真」といった方がいいかもしれません。自分の写真を見て「旅に出たい」って思っていただけたら望外の喜びです。

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