
4月18日、予報では最後の晴れでした。
数少ない列車を追い求め沿線を走り回っていました。この鉄橋も何回撮影したでしょう・・・様々な木々や水面の表情が好きで必ずここで撮影したような気がします。秋には背後の山に登ったこともあったっけ・・・
そんな事を思いながら雪しろの流れる川を見つめて列車を待ちました。

日が傾いてきて、それこそ追われるように撮影を続けました。そして茜色に染まる様舞の夕景・・・
この時ほど天気予報が外れる事を真剣に願った事は無かったと思います。そして高島駅に行き、残照がなくなるまで駅に佇んでいました。で、後ろ髪をひかれつつ今宵の宿の帯広へ向かいました・・・
帯広では、いつものように十勝麦酒へ行って呑みました。ただ今までとは違ってちょっと寂しいものでした。
ここのピザ焼きの彼となじみになって、行くたびに楽しく話をして楽しく過ごしていました。でも、その日、彼はいなかったんです。
2月の終わりに店に入ってカウンターに座ったとたん、彼は「あぁ、来てくれたんですね。よかった・・・」と言ったんです。
「えっ?なんで?」「実は僕、3月20日でここを辞めるんですよ。このままお会いできずに辞めていくのがなんか申し訳なくて、どうしようか考えていたんです。よかった。最後にお会いできて・・・」
聞くと子供が生まれてより安定を求めて転職をするということでした。そんな中、僕のような旅人にそんな感情を持っていてくれた事が妙に嬉しかった・・・
とりとめのない事をいつものように話して、笑って握手をして別れました。「今度はお互い客としてここで呑めるといいですね・。」その約束は未だ守られていません・・・
この日、彼がいない釜では新人の方がピザを焼いていました。
銀河線がなくなってもここを訪れる理由が無くなった・・・
そんな寂しさを感じながらピザを焼く光景を眺めていました・・・
銀河線の別れの前にあった、もうひとつの十勝の別れでした・・・
僕は撮影対象のほかに沿線やそこの人々に感情移入してしまう悪いクセがあります。そんな僕の性格・・・自己嫌悪して帯広の夜を過ごしたものでした。

あれから1年・・・どうしているでしょうか?
テーマ:鉄道写真 - ジャンル:写真
- 2007/04/22(日) 01:09:13|
- North requiem ふるさと銀河線
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もう1年という気持ちもあるけど、まだ1年という気もします。
なんかもうかなり前の様な気がしてしまっています。
感情移入、悪いことではないと思います、それが酒呑童子さんの持ち味ですし。
2枚目のカットVですね。
- 2007/04/22(日) 08:34:04 |
- URL |
- ぱれお #qOWB8fHs
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ぱれおさん、おばんです。
もう1年なのか、まだ1年なのか僕もどうもわからなくなっています。
ついこないだのような気もするし、遠い夢の中のような気もします。
感情移入はね、しすぎていつも失敗しちゃうんですよ。全くねぇ・・・
2枚目のカット、ぱれおさんは反応すると思っていました。
- 2007/04/22(日) 23:01:18 |
- URL |
- 酒呑童子@どしろ〜と #XD/8Df/M
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