さすらいびとの子守唄

Landscape with Railway

六十里を越える・・・

rokujuuri

よくもまぁこんな険しいところに鉄道を通したものだ・・・
只見線の大白川-只見間、所謂六十里越えを見るたびにそう思っている。長大な六十里トンネル内が峠のピークとなっており、大部分がトンネルで抜けている福島県側と、末沢川を縫うような形で登っていく新潟県側・・・。
あたりは冬季になると並行する国道252号が通行止めになるのでそれこそ峠を越える唯一の手段となる・・・。
列車に乗るとエンジンの音をこれでもか!と轟かせて登っていくキハ40につい、頑張れ!と声をかけてしまうほど・・・(笑)

季節は皐月から水無月へと移る頃、芽吹きの頃は明るく爽やかなイメージだったブナの森も、うっそうとした深緑の世界になる。
谷底に届いていた夕陽もみるみるうちに影が支配していった。そんな中、エンジンを谷間に轟かせて峠を越える列車がゆっくりと駈けていった・・・

2018年5月26日 只見線 大白川-只見

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  1. 2018/05/31(木) 20:14:21|
  2. 僕の只見線
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煌めく川面

oosirakawa

すっかり深緑になった大白川の谷。
画的にちょっと色が足りないなぁって思う時は光を探してみる。
太陽の方向を見ながら探すとこのあたり・・・。16時を過ぎてもまだ日は高かったがそれでも清流に煌めく様は銀河のようでもあった・・・。

2018年5月26日 只見線 大白川

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  1. 2018/05/30(水) 17:36:38|
  2. 僕の只見線
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守門岳遥か・・・

sumondake

前日より空気の透明度は高いなと感じていた。
合併で魚沼市になる前はこのあたりは守門村であった。
その由来はよくわからないけど、やはりこの守門岳の存在は外せなかったんではないかと思っている。日本二百名山に選ばれているこの山は頂上付近に高層湿原が広がる美しい山だという。

旧守門村を象徴する山に見守られ駈けていく旧国鉄色の列車・・・
やはりこの色はこうした光景に良く似合う・・・

20189年5月27日 只見線 越後須原-上条

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  1. 2018/05/29(火) 21:57:39|
  2. 僕の只見線
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魚沼のコシヒカリ

teue

「これは魚沼コシヒカリですね・・・美味しいですよね」
田圃で苗を植えていた農家の方にそう声をかけた。
「ああ、そうだよ。でも評価が下がっちゃってね・・・」
ちょっと寂しそうに話してくれた。理由は聞かなかったけど去年須原の民宿で食したお米はすごく美味しかったですよって話したらほんの少し顔に微笑みが戻ったようだ。
「ちょっと作業してるとこ撮らせてください。」そうお願いするとちょっと恥ずかしそうに笑って頷いてくれた。

遠くを走る列車の色は旧国鉄急行色。厳密にいうとこの形式の気動車にはこの塗色はなかったと思うが、それでも「正しい日本の農村の風景」にはドンピシャだと思う・・・。

その日の夜は地元魚沼や会津から峠を越えてきた仲間、そして写真仲間と入広瀬の居酒屋で一献を傾けた。
翌朝、朝食で食した魚沼コシヒカリは最高に美味しかった・・・。

2018年5月26日 只見線 越後須原-上条

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  1. 2018/05/28(月) 20:12:39|
  2. 僕の只見線
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暮の春

yamagiri

芽吹きの頃から僅かしかたたないというのに、雪国の春は足早に過ぎていくようだ。
時は皐月も中旬となれば優しかった春の光が随分強くなったように感じるし、山藤や桐の花、あやめといった青系の花が咲きだし春の色から落ち着いた初夏の色になっていく・・・

春の正に果てようとする季節・・・。暮の春・・・。

2018年5月16日 只見線 会津宮下-会津西方


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  1. 2018/05/23(水) 20:50:32|
  2. 僕の只見線
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桐の花・・・

kirinohana

今年は桜の開花が早かったからか、桐の花の開花も早いようである。
それでも先週末はまだ咲き始めだったのか、葉の方が先に出てきたのかあまり目立った木は少なかったように思った。
淡い赤紫色の花は地味ではあるが、会津桐は上質な箪笥や下駄の材料になるし、女の子が生まれると桐の木を植えてその娘が嫁に行くときにその霧で箪笥を作って持たせる・・・といった言い伝えもあり、桐は会津を象徴する花だと思っている。

ここ数年、沿線の桐の木は随分少なくなったように思う。おまけに桐の木は結構背が高いので意外と列車と絡めづらいところもある・・・。でも・・・やっぱり会津を象徴する花と一緒に只見線を撮りたい。そんな思いで毎年桐の花を求めて沿線を彷徨うのである・・・。

2017年6月3日 只見線 早戸-会津水沼

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  1. 2018/05/22(火) 20:37:27|
  2. 僕の只見線
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想いをこめて・・・

daiitibnanohana

小学生の頃だったか、小使いをためて買った本が、山渓カラーガイドの「蒸気機関車の旅」と「ローカル線の旅」。
特急や新幹線も好きだったけど、それよりも蒸気機関車やローカル線のキハに憧れていたちょっと変わった子供だったように思う。
蒸気機関車もC62やD51といった機関車よりもC11やC12やC56といったローカル線を走る機関車になぜか心惹かれていた。

只見線に蒸気機関車が走る!と初めて聞いたのが確か2001年の夏、しかも旧型客車を牽くという。供の頃に描いていた光景がよみがえるんだと随分テンションが上がったっけなぁ・・・。既にいいおっさんだったけど・・・(笑)
それ以来、旧型客車を牽くC11の姿を追って只見線の運行の時はできるだけ試運転を選んでよく通った。ヘッドマークをつけない無装飾の機関車と客車、そして只見線のロケと併せて、自分なりのタイムトラベルを愉しんでいた・・・。

今年は機関車の検査の関係で春の運行は叶わなかったけど、できたら秋に走ってほしいな・・・。
少年の頃のような瞳に戻って、純粋に只見線の蒸気機関車と対峙したいなぁって思っている・・・。

2017年5月16日 只見線 会津西方-会津桧原

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  1. 2018/05/20(日) 09:48:39|
  2. 蒸機礼讃
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蒼き霧湧く谷

aoikiri

まだ日の入り前でも雨がそぼ降る山間の谷はすっかり暗くなり蒼い空間となった・・・
本来なら7月頃に狙っているかっとだが、どうにも早い時期に見る事が叶ったのはやはり「異常気象」ということなのだろうか?

空気の色が青く染まったような空間・・・
蒼き霧が湧く谷をゆっくりと駈け抜ける列車・・・

こういう場面はやっぱり後追いがいいなぁ・・・
列車のテールランプが青い空間に映える・・・

2018年5月13日 只見線 会津水沼-会津中川

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  1. 2018/05/17(木) 20:16:33|
  2. 僕の只見線
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風の谷

raimuguri-n

ほんのちょっと前まで、萌黄色の春紅葉だった山肌はあっという間にライムグリーンに染まった・・・。

爽やかなライムの香りが漂ってくるような・・・

爽やかで、でも眩しくて・・・。
そんなライムグリーンの風の谷を往く・・・。

2018年4月28日 只見線 早戸-会津宮下

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  1. 2018/05/16(水) 20:47:10|
  2. 僕の只見線
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川霧の季節でもないんだけど・・・

oosikawagirihatu

朝からどんぐもりで仲間とまったりと過ごしていたが、そんな時昭和村では雨が降りだした。
若葉と雨か・・・いいかもなぁ・・・。昭和村から下りてくる道すがら、そんな事を考えながら運転していた。結局大白川まで行くという仲間たちと別れてR252を右折すると、目の前に広がっていたのは川霧であった。まだ5月も中旬、全くのノーマークだった・・・。

5月の川霧って、考えてみるとここ数年時々見られるようになったように思う。これも地球の温暖化が原因なのかな?なんて思ってもいるけど、若葉の趣きの残る風景と川霧のコラボもここ数年のもので、今回も撮れるといいなぁと思うもそぼ降る雨や山にかかる霧ですっかりモノトーンの世界になってしまった・・・。

まだ川霧の季節でもないんだけどね・・・。
でも、久しぶりに見た光景はかなり心が躍った・・・。

2018年5月13日 只見線 会津中川-会津川口

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  1. 2018/05/15(火) 20:12:07|
  2. 僕の只見線
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家路

iidumesuto-bu

夕方になり西側の空が明るくなってきたので期待して列車を待っていたが、そうそううまくはいくわけもなく雲が広がってしまった・・・。

それでも、ほんのり茜色に染まった空に客車列車のシルエットが映える・・・。
空いっぱいに赤く染まる夕焼けもいいけど、地方私鉄の客車列車にはこんな情景もいいものだ・・・。

夕方、家路に就く列車とお客さん・・・
そんなつい最近まで当たり前のようにあった日常の情景が蘇ってきたようだ・・・。

2018年5月5日 津軽鉄道 毘沙門-津軽飯詰

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  1. 2018/05/08(火) 22:24:58|
  2. 津軽鉄道
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斜光に浮かぶ・・・

misimasinryoku

新緑を撮るなら半逆光がいいと思う。
木々が光によって浮かび上がる様が素晴らしいのだ・・・。

山の木々の色は日に日に刻々と変わっていく。萌黄色から黄緑へ移ろう頃だが、斜光を浴びるとまた独特の色を出す。正に光のマジックだと思う・・・。

山笑う春・・・。奥会津が一番輝きに溢れる季節である・・・。

2018年4月29日 只見線 早戸-会津宮下

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  1. 2018/05/07(月) 21:11:59|
  2. 僕の只見線
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風になってしまおう・・・

raimuguri-n

眩しいくらいに芽吹いたブナの森を吹く風を肩で切って駈け抜ける・・・。

そうだ、ライムグリーンの風になってしまおう・・・

2018年4月29日 只見線 只見-大白川

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  1. 2018/05/06(日) 10:30:01|
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ブナの森を往く

bunabayasi

大白川に近いところではまだ桜が残っていたが、そこより少し上がっていくと眩しい場k砂利の新緑に迎えられた。
ブナの芽吹きは早いらしく、他の木がまだ芽吹いていないのに既に眩いばかりのライムグリーンに輝いていた。まだ芽吹いたばかりの葉は太陽の光を透過させて不思議な世界を作り上げていた。

只見町を中心に近隣の金山町や魚沼市は広大なブナの森が広がっている。ブナの森は保水力も豊かで様々な生態系が存在する命の森だ・・・。

残雪と青空とブナの新緑のコントラストが眩いばかりの六十里峠の部bブナの森・・・
駆け抜けていくローカル列車がとても頼もしくみえた・・・。

2018年4月29日 只見線 大白川-只見

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  1. 2018/05/01(火) 22:40:26|
  2. 僕の只見線
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プロフィール

さすらいびと 

Author:さすらいびと 
旅と酒と蒸気機関車とローカル線とカメラをこよなく愛するおぢさんです!

真島満秀先生に感化され、「旅情」をテーマに、季節とか、光とか、日常とかの鉄道情景が好きで追い求めています。どちらかというと鉄道写真というより、「鉄道のある風景写真」といった方がいいかもしれません。自分の写真を見て「旅に出たい」って思っていただけたら望外の喜びです。

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