さすらいびとの子守唄

Landscape with Railway

北欧の森

nairisyuuraku

只見線は紅葉の美しい路線だと知られているが、実は意外と杉の木が多い。
杉の木は常緑樹だから当然紅葉はしないし、芽吹きの時期に新緑になるわけでもない。
ただ、冬の降雪直後、そのイメージは一転する。葉が落ちないからかしっかりと着雪する。俗にいう「クリスマスツリー」のようになるのだ。自分が見た事があるわけでもないのだが、なんとなく北欧の森のようだなと思ってしまう・・・
そんな森の切れ間に寄り添うような集落とわずかな田圃が広がる名入の集落。箱庭のような風景をキハが往く・・・。

かすかにキハのエンジンの音が聞こえてきた・・・

2018年1月28日 只見線 会津西方-会津宮下

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  1. 2018/01/30(火) 23:08:41|
  2. 僕の只見線
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雪降り止まず・・・

byouseyuki

前日、終日運転を見合わせていた只見線が午前中の運転を見合わせるという情報がきたのが午前4時だった。
「やっぱりそうか・・・」もしかしたらという気持ちも少しあって自宅を出てきたのだが・・・。
休憩していた磐梯山SAの雪は降っていなかったが、奥会津は降り続いているのか、それとも前日の除雪が追いつかなかったのか・・・。
そんな中調べてみると磐越西線は動いているらしく車をそちらへ向けた。冬の磐越西線を訪れるのは久しぶりだった。冬以外でも最近は只見線にどっぷりつかっているのでそんなに撮影地を知っているわけでもない。天候的にロケハンしてるのもどうかとも思い、結局以前から好きだった撮影地へ向かった。

日出谷の手前の平瀬という集落。ひらせではなく、びょうせと読む静かな集落だ。この日も雪がしんしんと降り続く静かな佇まいである。ここはばんえつ物語とか、DD53のイベント列車が走った時や、震災の石油の臨貨もここで撮影した。四季を通じて美しく自分のお気に入りの撮影地だった。しんしんと雪の降る音が聞こえてくるような静寂の中、そんないろいろな事を思い出していた・・・。
仲間と一緒だったり、他の撮影者と話をしながら待っていたり・・・。
でも今はひとり。なぜか不思議と人恋しい。もう7時は過ぎていたが人の気配もしないほど静まり返っていた・・・。

列車は15分ほど遅れていたが、しっかりとした足取りで駆け抜けていった。まだ蒼みが残るモノトーンの空間の中、ヘッドライトが温かさを感じた・・・。
雪降り止まず・・・。いったいいつまで降り続くのだろうか・・・

2018年1月27日 磐越西線 鹿瀬-日出谷

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  1. 2018/01/29(月) 22:57:44|
  2. 磐西旅情
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雪の華

gakkoujiao

このまま永遠に降り続けるのか・・・
見ていてそんな風に思うくらい降った雪はいつの間にか・・・という感じで静かに止んでいた。

春は桜が見事な柳津の月光寺・・・。桜の町柳津を象徴するような風景が見られる。
春が来る前、柳津の街に雪の華が見事に咲いた・・・。冬の夕暮れは早く、空間とともに蒼く染まった。

2018年1月10日 只見線 郷戸-会津柳津

テーマ:鉄道写真 - ジャンル:写真

  1. 2018/01/21(日) 20:53:18|
  2. 僕の只見線
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三島町のサイノカミ

三島のサイノカミは、重要無形民俗文化財に指定されている五穀豊穣や無病息災、厄落としなどを祈願して行われる小正月の火祭りである。町内の宮下、桑原、大登、川井、桧原、滝谷、名入、滝原の各地区と、西方地区の13か所で行われる。
 雪踏みをして作った会場に、山から切り出した神木を運び、これに各家から集めた正月飾りなどをつけて立て、夜になると燃やすもので、この作り物もサイノカミと呼ぶ。雪踏みや正月飾りを集めるのは子どもたちの仕事で、神木の提供やサイノカミの点火などは厄年の男性が行うことが多い。また、サイノカミの燃え方で豊凶を占ったり、この火にあたったり、餅などを焼いて食べると病気をしないなどともいう。(文化遺産オンラインより一部引用)

小正月の夜に行われるサイノカミ、前から興味があって通っているが、今年は宮下地区の設営の場面からお邪魔した。
集落の人たちが子供たちも含めて総出で作り上げていくサイノカミ、楽しくそして興味深く見る事ができた。撮影ばかりしている自分を温かく迎えてくれたのには本当に感謝している。

15日の夜、今年は久しぶりに只見線のダイヤと合いそうなのでお邪魔した。点火時間と列車の通過予想時刻の差は16分。小規模な所だとピークは過ぎてしまうが宮下のサイノカミは妙に大きい上に杉の葉で包まれたようになっているのでちょっと時間がかかりそうだ。それでも今年は煙ばかりでなかなか炎が上がらない。撮影にきていた人たちがやきもきしていたが、列車の通過時間が近づいた頃にようやく炎が上がりだす。ちょっと早いか!そう思っていたが列車が約5分遅れていた。

タイフォンの音とともにゆっくりと列車は通過、やきもきしていた我々は思わず歓声を上げた・・・

神々しいまでに燃える炎、地域に根差す伝統行事と只見線・・・
こんな鉄道情景もいいものである・・・。

miyasitasainokami

2018年1月15日 只見線 会津宮下-早戸



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  1. 2018/01/18(木) 22:44:20|
  2. 僕の只見線
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銀河鉄道の夜

itioumati

どんと焼きとか、どんどん焼きとか地方によって名前もやり方も異なるものだが、奥会津地方では「サイノカミ」と呼ばれている。
小正月に行われるこの行事、最近は少し変化が訪れているようだ。
もともと1月15日の小正月に行われるが、この日が成人の日としての祝日でなくなってからも多くはこの日に行われていた。それでもここ最近は1月15日が平日の場合、直近の土日に行う集落が増えてきた。集落の人たちが参加しやすいようにというのが理由のひとつのようだが、集落によっては伝統は守る!として1月15日に行っている所もまだ少なくはないのだ。今年は1月14日に多く行われたようだ・・・。
その日に沿線を走っているとサイノカミの準備をしている光景をよく見かけた。そのたびに車を止めて点火時間を聞くのだが、只見線の通過時刻とはみな微妙に会わなかった・・・。集落毎に行われるサイノカミは小規模の所が多く大きく燃え上がる時間はごく短い時間なのだ。

そんななか比較的大きめのサイノカミを見つけてお邪魔したのは、友人が住む集落のサイノカミだった。火は既に小さくなってしまっていたが地域の伝統行事の火は神々しく燃えていた。

そんな荘厳な炎の向こうを走る只見線は銀河鉄道のようであった・・・。
銀河鉄道の夜・・・。神々しいまでの只見線の姿とサイノカミの炎を僕はしっかりと見つめていた・・・。

2018年1月14日 只見線 会津柳津-郷戸

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  1. 2018/01/17(水) 00:43:11|
  2. 僕の只見線
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Railway Graphic D.E.Fの.写真展に参加します。

急な話で申し訳ありませんが、自分が所属している「Railway Graphic D.E.F.」の第5回写真展「鉄道風土記 ~郷愁~」に参加します。

以下公式のコメントより引用

鉄道写真家集団「Railway Graphic D.E.F.」では、「鉄道風土記 ~郷愁~」と題して第5回写真展を開催します。
私たちD.E.F. では、これまで「鉄道風土記」という共通のテーマの下、サブテーマとして第1回より「四季」、「駅」、「地方私鉄賛歌」、「水物語」と写真展を続けてきました。
今回は「郷愁」を意識し、「2017年に撮影した1年間の撮り下ろし」というハードルを設け、作品創りに取り組みました。
メンバーそれぞれの豊かな個性と感性で切り取ってきた約50点で鉄道情景の「郷愁」を感じ取っていただければと思います。

出展者(五十音順):今井英明、内田伸太、衣斐隆、遠藤真人、大鶴倫宣、大藪琢也、佐藤武志、高木比呂志、船越知弘、吉永陽一

2018年1月18日(木)~24日(水) 10時~18時(最終日24日は15時まで。21日(日)は休館となります。
アイデムフォトギャラリー 「シリウス」
〒160-0022 東京都 新宿区新宿1-4-10 アイデム本社ビル2F

郷愁というテーマはちょっと難しかったと思います。しかも2017年12月25日から2018年11月25日までの11ヶ月の間の撮りおろしの作品で構成されます。メンバーそれぞれが感じ、考え、思った「郷愁」感を皆様の感性で何かを感じていただければ嬉しく思います。
自分は20、23、24日のそれぞれ終日在廊する予定です。皆様とお会いできればうれしく思います。

syasinten


syasintenura



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  1. 2018/01/16(火) 22:37:01|
  2. さすらいの美学
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奥阿仁旅情

nairiku

冬の北東北行脚の途中に大舘の友人を訪ねたののを機会に、ちょっと内陸線に寄ってみた。
内陸線を訪れたのは随分久しぶりで、小坂の最後の頃にほんの数時間立ち寄った以外では確か晩春に3日ほど訪れた事があったきりだ。もう10年くらい前になるだろうか?その時内陸線に行った理由は、当時のホームページで影響されたからでそのホームページの管理人が今回訪ねた友人であった。

記憶も定かでない中、沿線をたどってみたがとにかくロケどころか土地勘もない土地故へんなところを右往左往していた。
阿仁合を越えると雪も多くなりいい雰囲気になってくるも車をどこにとめていいかもわからずただただアウェイを痛感した。
それでも奥阿仁の山や里の雰囲気に随分癒されていたように思う。やっぱり自分は東北の風景に心惹かれるんだろうな・・・そんな風にも思っていた。

「あれ?ここで確か撮った事があったよな・・・」
デジャブではないだろう、確かに見覚えのある光景だった。でも、こんなとこで撮ったっけなぁなんて思いつつあたりをウロウロしている。調べると間もなく列車も通過する。思うままにカメラをセットして一息・・・。時折通る車以外は一切音がしない・・・。シーンという音が聞こえてくるような静けさの中、いろいろな事を考えていた・・・。ひとり旅の寂しさでもあり、楽しさでもあるそんな気持ちを楽しみながら列車を待った。雪は音を吸収する。突然現れた列車は鷹巣へ向かう急行列車だった・・・。

列車が通り過ぎてても自分はその場所を離れなかった。いや、離れられなかった。いつまでもその余韻に浸っていたかった。
様々な想いが胸をよぎった・・・。

2018年1月5日 秋田内陸縦貫鉄道 奥阿仁-比立内

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  1. 2018/01/11(木) 23:51:22|
  2. 内陸線旅情
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ストーブ列車

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冬になるとストーブ列車の季節だ。
石炭ストーブの暖かさとそこで焼くスルメうを肴に一杯やりながら旧型客車に揺られるのは至福のひとときでもある。
今年は牽引するディーゼル機関車の検査が長引いていて普通のディーゼルカーの牽引になっているがたぶんそろそろ復帰するんじゃないかと勝手に思っている。確かにあの機関車に牽かれている方が絵にもなるのだが、考えてみるとあの機関車も旧型客車も走っているのが奇跡のようなものなので、ここはしっかりと調子を戻して復帰してくれればいいなと思っている。

機関車の機回し、車掌の乗務等、沿線の風景と併せてみても古き良き鉄道情景が味わえる津軽鉄道のストーブ列車・・・
3月まで多くの人を笑顔にして走り続けてほしいと思う・・・。

2018年1月3日 津軽鉄道 芦野公園-川倉

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  1. 2018/01/08(月) 20:58:48|
  2. 津軽鉄道
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今年も飯詰は元気です。

あけましておめでとうございます。
本年も幣ブログをよろしくお願いいたします。

今年の初撮りは3年連続で津軽鉄道・・・
しかもこれも3年連続の津軽飯詰の獅子舞だった。飯詰の集落を回る途中、列車の時間に合わせて飯詰駅に着くストーブ列車のお客さんに対して舞う・・・。そんな素朴な行事に魅せられてしまったようである。

列車が到着して獅子舞が始まるとお客さんも大喜びで列車を下りてきたり窓を開けたりして楽しんでいる。
津軽に来たお客さんに対してのおもてなしの気持ちが見事に現れる素敵なイベント・・・

津軽飯詰はその他にもいろいろなイベントやお祭りを通じての地域おこしに熱心な場所だと思う。
町の玄関でもある津軽飯詰の駅はいつもきれいにされて実に気持ちがいい・・・

今年も・・・
津軽飯詰は元気です。
そんな事を実際に感じただけで、来た甲斐があった・・・。心からそう思うのである・・・

iidumesisimai2

2018年1月2日 津軽鉄道 津軽飯詰


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  1. 2018/01/06(土) 22:19:32|
  2. 津軽鉄道
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プロフィール

さすらいびと 

Author:さすらいびと 
旅と酒と蒸気機関車とローカル線とカメラをこよなく愛するおぢさんです!

真島満秀先生に感化され、「旅情」をテーマに、季節とか、光とか、日常とかの鉄道情景が好きで追い求めています。どちらかというと鉄道写真というより、「鉄道のある風景写真」といった方がいいかもしれません。自分の写真を見て「旅に出たい」って思っていただけたら望外の喜びです。

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