さすらいびとの子守唄

Landscape with Railway

雪の降るなかを・・・

kosugawayuki

会津越川から乗ったのは、たぶん川口高校に通う3人の高校生だった。
しんしんと降る雪は、このまますべての空間を覆ってしまうかのように降り続いていた。
国道の車の通りはたぶんいつもの日よりだいぶ少ないんだろう。雪の降る音さえ聞こえてくるような静かな朝だ・・・。

3人の高校生は各々駅に訪れ待合室に入っていった。列車が入線する頃に出てきてそそくさと乗り込んでいった。
ただただ降り続く雪の朝、二条の鉄路を往く列車・・・。

目的地へ向かう列車のテールライトがなんとも頼もしく見えた・・・。

2009年1月15日 只見線 会津越川-本名

テーマ:鉄道写真 - ジャンル:写真

  1. 2016/01/29(金) 22:23:41|
  2. 僕の只見線
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優しい暖房・・・

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蒸気暖房・・・。よく昔の写真でよく見かける。特に厳冬の夜のバルブ撮影で蒸気暖房の蒸気が漏れているシーンは素晴らしいと見るたびに思ったものだ。今では真岡鐡道、大井川鉄道、JR東日本の蒸気機関車牽引の列車だけに見られるのみとなった。
蒸気機関車が自身が作る蒸気で、お客さんを温める・・・。とても優しい暖房ではないかなと思う・・・。

ある日、真岡鉄道へ撮影に行った時に回送が折本に着く時間だったので寄ってみた。気温6℃の凛とした空気の中、50系客車から蒸気が漏れていた。C11が間もなく迎えるであろうお客様の為に車内を温めている・・・。やはり、優しい暖房なんだな・・・
立ち上る蒸気を見てしみじみと思った・・・。

orimoto2

2016年1月10日 真岡鐡道 折本

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  1. 2016/01/25(月) 22:39:04|
  2. コットンウェイ真岡鉄道
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雪の降る朝に・・・

ooshi

未明から降った雪は、夜が明けてもやむ事はなかった。
雪のない正月になるかもしれないと思っていたが、暮れも押し迫った頃に寒波がやってきた・・・。

雪は周りの音を吸収する。たまに走る車の音以外は聞こえない。しいていえば雪が降る音が聞こえてくるようだ。
鋼色の只見川の川面に雪が吸い込まれていく・・・。そんな朝だった。
遠くにすっと前照灯が見える。音もなく列車が近づいてきた・・・。

雪の降る朝に展開される日常を、そっとひとりで見ていた・・・。

2015年12月29日 只見線 会津中川-会津川口

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  1. 2016/01/24(日) 19:46:03|
  2. 僕の只見線
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小正月の夜に・・・

sainokami


小正月の夜、正月の注連飾りや松飾りを焼く行事がある。全国的には、どんと焼きとか、地域毎に違った呼び名があるようで、会津地方では歳の神と呼ばれている。特に三島町の各集落で行われる歳の神は、国の重要無形民俗文化財に指定されている。
高い木を芯にして藁束や豆柄等を束ねて焼く。焼いたときの煙に乗って正月の神が帰られるという。この火で餅やスルメを焼いて食べると風邪をひかない、無事息災に暮らせるといわれている。(福島県のHPを参考、一部引用)

三島町だけでなく、金山や柳津等会津の各集落で盛んに行われる。大掛かりなものから、こじんまりとやるタイプまでさまざまあるようだ・・・。この日は金山町のある集落の歳の神にお邪魔した。
「集落だけでやる小さいやつだよ」そう言われたが「只見線と一緒に撮りたい」というととても喜んでくれた・・・。

神々しい炎が揺れる向こうを只見線の列車がゆっくりと通過していった・・・。炎の灯りだけの真暗な空間の中を走りゆく列車はまるで銀河鉄道のよう・・・。なんとも不思議な世界を見たような気がした。

撮影が終わり、お礼を言うとあたっていけという・・・。木の枝に餅を刺して渡される。お言葉に甘えて自分もこの炎で餅を焼いてごちそうになった。この日の為に前日についたお餅はとても美味しかった。自分も今年1年、風邪をひかずに暮らせそうだ・・・。

正月の神様を送る炎はとても暖かかった。そしてそれ以上にここの集落の人たちの温かさが心に沁みた・・・。

2016年1月15日 只見線 会津水沼-会津中川

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  1. 2016/01/17(日) 21:38:15|
  2. 僕の只見線
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冬こそ駅発車!

kugatahassya2

真岡の蒸機は冬がいい。四季折々の表情を見せてくれる真岡鐡道沿線であるが、自分は冬がいい・・・。
冬の真岡・・・。関東平野の北端を走るんで、雪が降るわけでもなく枯野が続く北関東の冬の風景であるが、太陽の軌道が低く斜光線と絡められるのが魅力であると思う。又、気温も低いので発車時の煙や蒸気の表情が堪らないのだ。特に下り列車に対して逆光気味のところが多いから余計にその表情が豊かになる・・・。

半逆光の光に照らされて発車する蒸気機関車・・・。その表情に痺れる・・・。
写真以上にやはりライブで見ると余計にそう感じてしまう・・・。

かっこいいなぁ・・・

2016年1月9日 真岡鐡道 久下田

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  1. 2016/01/11(月) 21:45:26|
  2. 蒸機礼讃
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真岡の新年

c11325

真岡に少し遅い正月が来た!って考えるのは鉄道ファンだけかもしれない(笑)
ただ日章旗を掲げた蒸気機関車を見るとそう思う。そんな思いを持っている人も多いのか、沿線に集まった人も多かった。
休みと運転日が合ったから、迷わず真岡を訪れた自分もそんな想いのひとりだ。

只見線でも活躍するC11325が、日章旗も凛々しく夕日を浴びて疾走する姿は美しくも力強い・・・。
そんな姿を見る事ができてよかった。今年も、真岡は当然として、只見線でもどうぞよろしく!

画面いっぱいに車両を居れたカットって久しぶりに撮ったように思う・・・。

2016年1月10日 真岡鐡道 真岡-寺内

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  1. 2016/01/10(日) 22:52:47|
  2. 蒸機礼讃
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ストーブ列車の車掌さん

syasyousan

ストーブ列車には車掌さんが乗務している。
昨今のローカル線がワンマン化されている現在、この車掌さんの乗務は鉄道を愛する者としてもうれしいものである。
この車掌さん、見ていると本当に忙しそうに動き回っている。車内での発券や案内、停車駅毎の安全確認と発車の指示、入換え時の安全確認とか、とにかく忙しそうに、しっかりと動いている。

ある駅に停車した時、アテンダントさんの案内が素敵だった。
「今、ホームに出ている車掌が笛を吹かないと列車は発車しません。安全を確認して、彼が笛を吹くと発車してもいいという合図なんで、彼がいないとこの列車は動けないんですよ、さぁ、しっかり見ていましょう」・・・
まさにその通り、正にストーブ列車の名脇役である。

発券の様も、駅での発車合図も、入換え時の動作も、鉄道が主役だった頃がそのまま残っているかのような光景だ。
安全とサービスを第一とする一挙手一投足が素晴らしいのだ。
僕はこの車掌さんに、鉄道員(ぽっぽや)の誇りを見たような気がする・・・。いや、確かに見た。
津軽の鉄道員(ぽっぽや)ここにあり!・・・である。

2016年1月3日 津軽鉄道 155レ 車内

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  1. 2016/01/07(木) 23:22:28|
  2. 津軽鉄道
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ストーブ列車よ・・・ 2

suto-bu

機関車が客車を牽くというのが、鉄道の姿として自然だなって思うのは、自分が古い人間だからなんだろうか?
全国的に見てもめっきり少なくなったその姿を見られるのもストーブ列車の魅力でもあると思う。

ストーブ列車に乗って、駅に停車するとふと静寂が訪れる。電車や気動車と違って動力がないから、止まっている間は音がしない。
ふと、気が付くと乗客のいいさな話し声が聞こえてくる。そんな静けさの中にいると、なんともいえない不思議な気持ちになる。
まるで、昭和の時代に旅をしているような・・・。そんな気持ちを楽しむのもまたいいものだ・・・。

暖かい冬とはいえ、風は冷たい。この列車の中では、ストーブの優しい温かさに包まれた人たちがそれぞれの旅を愉しんでいるはずだ・・・。

2016年1月2日 津軽鉄道 大沢内-川倉

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  1. 2016/01/06(水) 22:41:14|
  2. 津軽鉄道
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ストーブ列車よ・・・

suto-bu

あけましておめでとうございます。
本年も「さすらいびとの子守唄」をよろしくお願いいたします。

今年の初撮りは津軽鉄道。ここ数年、何回か訪れているのは、ストーブ列車という素晴らしい被写体もさることながら、津軽地方の風土や自分のような旅人を温かく迎えてくれる津軽の人々なんだろう・・・。
エルニーニョの影響か、全国各地で暖冬の影響がでているが、津軽の地も同様で風景は早春の趣だった。風こそ冷たかったが田圃では土も見えている所も各所あり、またあの地吹雪も吹いてはいなかった。
「降るな降るなよ津軽の雪よ、春が今年も遅くなるよ・・・」吉幾三の津軽平野にも謡われた津軽の雪も異常気象にはかなわなかったようだ。生活は楽かもしれないが、スキー場とかへの影響や、春になってからの水不足が懸念されるだろう。

それでもストーブ列車は人気者だ。暖冬でも、雪が少なくても、石炭ストーブの優しい温もりと、津軽のおもてなしを受けて旧型客車に揺られる・・・。実際に乗ってみて実に楽しい列車なのだ。

「ストーブ列車よ、逢いだや、おどう・・・」
津軽平野にも唄われ、冬の津軽の風物詩となったストーブ列車・・・。
この冬、もう一回くらいは乗りにいきたいなぁ・・・。

2016年1月2日 津軽鉄道 金木

テーマ:鉄道写真 - ジャンル:写真

  1. 2016/01/05(火) 22:57:31|
  2. 津軽鉄道
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プロフィール

さすらいびと 

Author:さすらいびと 
旅と酒と蒸気機関車とローカル線とカメラをこよなく愛するおぢさんです!

真島満秀先生に感化され、「旅情」をテーマに、季節とか、光とか、日常とかの鉄道情景が好きで追い求めています。どちらかというと鉄道写真というより、「鉄道のある風景写真」といった方がいいかもしれません。自分の写真を見て「旅に出たい」って思っていただけたら望外の喜びです。

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