さすらいびとの子守唄

Landscape with Railway

白銀に映える・・・

ikarigaseki

雪晴れの朝、定刻からやや遅れてあけぼのという蒼い矢が駈け抜ける。赤い機関車と蒼い客車が白銀の風景に浮かび上がるように映える・・・。

雪景色、特に雪晴れの下、どんな」列車でも似合うものだが、こうして見るとこの赤と青の列車はその中でもひときわ美しく似合うように思う。ブルートレインは乗っても、そして眺めても旅情を感じる列車だと改めて感じた・・・。

2012年1月8日 奥羽本線 津軽湯の沢-碇ヶ関

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  1. 2014/01/30(木) 20:59:52|
  2. ブルートレインが往く
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夜の帳・・・

niyasita

夜の帳が下りると、宮下は車の通りもほとんどなくなり静寂な空間が支配する。国道ですら夜は通りが無くなるのだが、ここはバイパスが出来て地元の人の生活圏だけの所・・・。駅前に立ってほんの少しのイルミネーションが輝く宮下の駅舎を見ている。シーン・・・という音が聞こえてくるような静けさが、怖いような、心地いいような不思議な気持ちになってくる。そんな中、2分ほど遅れて列車が宮下の駅に静かに滑り込む。エンジンの音が雪に吸収されているのか、あまり大きい音に感じられない。なんか映画のシーンを見ているような気持ちである。タブレットが廃止され、駅員さんがホームに立たなくなったんだろう、それでも数名のお客さんが構内踏切を渡って家路を急ぐ。いつの間にか駅前にはお迎えの車が数台きているようだ・・・。
駅が、駅として輝くのはそういう日常の光景だ。夜という時間がドラマティックにさせているが、それでもそんな情景をホッとするように見つめていた。

列車はほどなく静かに、滑るように発車していった。エンジンを吹かして発進していくのだが、エンジンの音がなんか遠くに聞こえるように感じた。遠くに列車が見えているのに静かに、まるで夢の中で列車を見送っているような・・・。
赤いテールライトがどんどん小さくなって闇の中に消えていく様を僕はじっと見つめていた・・・。

2014年1月20日 只見線 会津宮下

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  1. 2014/01/25(土) 10:51:07|
  2. 僕の只見線
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水沼の谷を往く

mizunumahukan

この場所も好きな場所のひとつ。バックの山肌の四季それぞれの表情が素晴らしいところだ。
晩秋から冬にかけて、この界隈で一番最初に日が射してくるのもこの場所。いろいろな表情を見る事ができる。
未明の雪は思ったほど降らなかったようだ。霧氷もお預け。ちょっと気落ちしたが予想もしない朝日が差したのでよしとしよう。

白銀の谷と化した水沼の谷を往く・・・。山間にタイフォンが木霊した・・・。

2014年1月20日 只見線 会津水沼-早戸

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  1. 2014/01/22(水) 17:44:29|
  2. 僕の只見線
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凜とした空気の下で・・・

dai4asa

「やっぱり通わなきゃだめだし、地元の方には敵わないんだろうな・・・」
未明の降雪の予報と翌日の曇り予報を確認し、仕事が終わって老体にむち打って夜走りをして着いた時の感想だった・・・。未明の雪は降ったには降ったようだが、霧氷とかその光景を一変させるほどは降らなかったようだ・・・。
そう、風景は1日にしてその状況が劇的に変わるしそうしたものをマメにチェックできる地元とか、通った数には所詮勝てないんだ・・・。
ちょっと気落気味に、それでも少しでもと思い車を走らせる。早戸あたりから谷は一回急に狭くなり、下大牧あたりでまた少し拡がる。そのあたりでほんの少し陽が射してきた。空を見ると青空というわけでも無いのだが、雲の切れ間から朧げに薄く太陽が見える。中川までいくとまた雲は厚くなり、どうやら水沼周辺だけの状態だった。

「結局またここか・・・」車を第4只見の近くに止めて水沼の橋の上で構える。所謂お立ち台である。
只見線のお立ち台はいくつかあるが、いずれもアクセスが容易だったり、その素晴らしいロケーションや光線状態とかその理由はいくつかある。だからそこに立つとやっぱり納得はできる。
それでもお立ち台でもその時の状態とか季節や時間の移ろいでその状況は変わってくる。それこそ一期一会を実感するときもある。またここか・・・そうした思いとは裏腹に、今自分が立っていて目の前に拡がる光景が一期一会と感じられればそれも良しか・・・。そう納得すると列車が来るまでの僅かな時間に自分が今いる状況を楽しんでいた。
弱い日差しが差す金山の谷。光が当たる山肌の美しさ、川の表情・・・。そして何よりもこの場所の凛とした空気感を感じてシャッターを押した。

奥会津の凛とした空気の下、自分もそんな空気と同化する事が出来たような・・・。そんな気がした・・・。

2014年1月20日 只見線 会津水沼-会津中川

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  1. 2014/01/21(火) 11:07:04|
  2. 僕の只見線
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ストーブ列車よ・・・ 2

syanai

ストーブ列車の車掌さんは、昭和の香りがプンプンする。検札をはじめとして、列車の発車会図からストーブへ石炭をくべたりと大忙しだ。ストーブ列車と言えば今はアテンダントさんが有名だけど、車掌さんの仕事ぶりを見ていてもなんとなく懐かしい気分になる。そんなのもストーブ列車の醍醐味である・・・。

2014年1月6日 津軽鉄道 155レ 車内

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  1. 2014/01/15(水) 20:23:15|
  2. 津軽鉄道
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ストーブ列車よ・・・

kawakuratikaku

ふるなふるなよ 津軽の雪よ
春が今年も遅くなるよ
ストーブ列車よ 逢いたやおどう・・・ (吉幾三作詞 津軽平野 より)

津軽平野にも唄われたストーブ列車。津軽の冬の風物詩である。
春を遅くする雪を期待した遠征だったけど、自分が行った時は信じられないくらいの穏やかな津軽だった。

雪煙を上げて走るストーブ列車よ・・・。
いつまでも、いつまでも走り続けてほしい。津軽の人の夢や想いを乗せて・・・。

2014年1月6日 津軽鉄道 芦野公園-川倉

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  1. 2014/01/14(火) 00:47:42|
  2. 津軽鉄道
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雪晴れの下・・・

kawabe

冬の津軽の雪晴れはある意味貴重である。穏やかな日が続いていたが、概ね曇りベース。そんな中、ほんの一瞬見せてくれた津軽の冬の青空・・・。岩木山も頂上こそ雲に隠れているが、冬でここまで出ているのは初めてだった・・・。

美しい雪晴れの下を駈け抜けるあけぼのは本当に美しい。青と白を基調とした光景の中、美しく浮かび上がる紅い色は牽引するEF81と遠くに見える藤崎のイオンの看板だった・・・(笑)

2014年1月7日 奥羽本線 川部-北常盤


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  1. 2014/01/13(月) 00:05:12|
  2. ブルートレインが往く
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雪煙を上げて・・・

daisyaka

北へ向かうブルートレインには赤い機関車がよく似合う・・・。
そして赤と青の編成は雪景色の中によく映える。

津軽に遠征すると大概は五能線や津軽鉄道に貼り付いていることが多いが、今回は朝は奥羽本線沿線へ出た。葬式鉄だよなぁ・・・なんて思いつつも雪景色の中を走るあけぼのを撮りたかったという気持ちに素直に従った。場所もよく知らないんで有名なお立ち台へ。それでも雪が降りあたりはほぼホワイトアウト状態だった。
うっすら見えるかなぁ、通過5分くらい前に1代の車が止まると雪は止み、すーっと視界が開けた。車からは若いカップルが降りてきて自分の横で手持ちで構えた。定刻より少し遅れてあけぼのは通過した。
「お疲れ様です。ちょっと前まで真っ白で見えなかったけど、おふたりが来たらすーっと視界が広がったんですよ、幸運を届けてもらったようで・・・ありがとうございます」そう声を掛けるとふたりとも「そうなんですかぁ」といいつつ満面の笑顔を見せていた。

雪煙を上げて駈け抜けていくあけぼの・・・。その姿を目の当たりにして、やっぱり北へ向かうブルートレインは赤い機関車が似合うな・・・。改めてそう思った。

2014年1月6日 奥羽本線 大釈迦-鶴ヶ坂

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  1. 2014/01/12(日) 00:24:50|
  2. ブルートレインが往く
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鶴ヶ坂抄

奥羽本線の鶴ヶ坂の駅は、青森市内からもほど近い山間の小さな駅だ。次の次の駅が新青森駅とは思えないような山間のひっそりとした駅。駅前の道路はおそらく昔は国道だったんだろう。山の上にできたバイパスにその使命を譲り、今では車の通りもそんなには多くない。只見線の会津宮下や会津桧原なんかがそんな感じである。
そんな静かな駅の近くにあるのが「たらポッキ温泉」。いつの頃からか、津軽に遠征して時間があればよく寄っている。
県内によくある銭湯のような温泉施設と同様、なんとも味のある浴場と、その泉質の良さとこのロケーションが気に入っている。
浴室には「鶴ヶ坂抄」と書かれたこの界隈の歴史や風土が書かれた看板がある。このあたりは古くからの湯治場で駅から少し入った山裾に湯治場の鄙びた温泉宿が3軒あったという。それらは娯楽性の高い温泉宿等に押されていつの間にかどれも営業を止めてしまったという。その後、今の場所で温泉を掘った所、依然と変わらぬ泉質でしかも湧出量や温度も高いお湯が出たという。昭和59年の事らしいのでかれこれ30年・・・。
また「たらポッキ温泉」というのは辺りの地名ではなく、ここの経営の母体の食品会社の製品の名前らしい。タラを使った乾き物みたいだ・・・。

自分は眼が悪いので(入浴するときは眼鏡を外します)看板に近づいて数回場所も変えて読んだが、旅先でのこういう由来を見聞きするのは楽しいものだ。鄙びた温泉宿があった頃の鶴ヶ坂界隈の情景とか、当時は中線もあった駅の賑わいとかそうした光景を想像しつつ、良質の湯に浸かって思いを馳せていた・・・。こんなのも旅の醍醐味である。

turugasaka akebono

山間の小駅をあけぼのが通過する。こんなシーンももうすぐ過去のものになってしまう・・・。

2014年1月8日 奥羽本線 鶴ヶ坂

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  1. 2014/01/09(木) 17:32:07|
  2. 青森鉄道記
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プロフィール

さすらいびと 

Author:さすらいびと 
旅と酒と蒸気機関車とローカル線とカメラをこよなく愛するおぢさんです!

真島満秀先生に感化され、「旅情」をテーマに、季節とか、光とか、日常とかの鉄道情景が好きで追い求めています。どちらかというと鉄道写真というより、「鉄道のある風景写真」といった方がいいかもしれません。自分の写真を見て「旅に出たい」って思っていただけたら望外の喜びです。

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