さすらいびとの子守唄

Landscape with Railway

静まりかえった駅にて・・・

kawadayoru

あと2日、3月31日で90年の歴史に終止符をうつ長野電鉄屋代線。
温泉に入り暗くなってからふと信濃川田に立ち寄った。誰もいない、静まりかえった駅舎内には地元の小学生達が書いたであろう絵やメッセージが一杯貼ってあった。それを見て、鉄道が無くなるという寂しさが湧いてきた。

今の時勢では、地方の小鉄道が生き残るのはとても厳しいものだろう。正直、地方での鉄道の使命は終わったというのも理解できる。でも、鉄道を愛する者として、鉄路がなくなる寂しさ、空しさが心の中で響いてくる。シーンという音が聞こえてくるような静寂の中様々な絵をじっと見つめていた。
開業以来の駅舎は屋代線、いや河東線の歴史をじっと見てきたはずだ。戦時中は空襲も受けたという。歴史のある駅舎に抱かれてただただぼーっと過ごしていた。
やがて遠くで踏切が鳴った。時刻表を見ると屋代行がやってくる。
ホームに出てその光景を見つめる。いつもと同じように数名の乗客を降ろして列車は発車していった。
さよならのヘッドマークがついていた事だけが、日常のそれとは違っていた・・・。

2012年3月27日 長野電鉄屋代線 信濃川田

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  1. 2012/03/29(木) 22:58:22|
  2. 長野電鉄
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麗らかな陽気に誘われて

ootaki

すっかりと春めいた、麗らかな陽気・・・。
そんな陽気に誘われて子供も散歩に来たんだろうか・・・。
黄色い列車に乗って、満開の菜の花を見て、おかあさんと一緒に春の日を楽しむんだ・・・。

2011年4月1日 いすみ鉄道 大多喜

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  1. 2012/03/28(水) 23:23:32|
  2. いすみの風
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菜の花色の春 2

oonoiriguti

いちめんのなのはな・・・
正にその詩のような築堤を往く・・・。
菜の花色の春、一面の菜の花の中を、菜の花色の列車が行くよ・・・

菜の花の甘い香りや、みつばちの羽音も又、春を実感させる・・・

2011年4月1日 いすみ鉄道 国吉-上総中川

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  1. 2012/03/25(日) 22:36:38|
  2. いすみの風
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菜の花色の春

nanohana

日本は広いと実感するのは冬から春へと季節が移ろう頃だと思う。
奥会津ではようやく雪解けからふきのとうが顔を出そうかという頃、房総半島の真ん中あたりでは黄色く染まる春が来ていた。日本の広さと高低の差を実感する春だ・・・。菜の花色に染まる春が房総に来ると桜前線もすぐそこ・・・。そんな春の便りが待ち遠しい頃だ・・・。

今年は春が遅れているけど、きっと来るよね・・・

2011年4月1日 いすみ鉄道 西畑-上総中野

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  1. 2012/03/24(土) 23:02:25|
  2. いすみの風
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春未だ遠き・・・

harutooki

あと10日もすれば暦の上では4月になるという頃、奥会津はまだ雪に覆われている。それでも1月や2月から比べると雪も少なくなり心なしか明るくなったような気もする。そんな春の足音はまだ耳を澄ませないと聞こえない頃・・・。
只見町で桜の便りが聞かれるのはあとひとつき半くらいだ・・・。

少しずつやってくる、小さな春を探す旅・・・。

2007年3月20日 只見線 会津蒲生-会津塩沢
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  1. 2012/03/23(金) 22:53:34|
  2. 僕の只見線
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蒼い空間

ao

蒼く染まった空間・・・。

2012年1月 弘南鉄道弘南線 尾上高校前-津軽尾上
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  1. 2012/03/22(木) 11:17:20|
  2. 青森鉄道記
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旅立つ時・・・

nyuusenmae

君を見ていると、子供の頃の僕の姿を見ているような気がする。自分の姿を遠くから見つめているような、そんな感じだ。時は何十年も経ってしまったが、小学生だった自分が父に連れられて父の実家に帰るときに乗ったはやぶさの入線を待ったあの頃の自分を見ているようだ。今の君のときめき感はあの頃の自分のそれと一緒なんだろう。時は経ってもあこがれる気持ちは一緒・・・。

sanraizunyuusen

さぁ、あこがれの列車に乗るよ。寝台列車だ。客車の色は変わってしまったけど、遠くへ旅立つときめきは変わらない。あこがれの列車に乗る喜びは変わらない。
いつまでも君のその純粋な心を忘れないでいてほしい・・・。

こんな光景を見て、父と一緒に旅立った同じ駅で、あの時の想い出を追っていた・・・。

2012年3月9日 東海道本線 東京

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  1. 2012/03/20(火) 23:34:30|
  2. 首都圏鉄道情景
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春は梅から・・・

umemankai

まだ冬枯れの景色の中、梅の木だけが春を告げる。関東あたりで春を真っ先に知るのは梅の花のような気がする。
桜と違って、つぼみがどうのと見ているわけでもないので、結構突然に梅の花を見る年が多い。だいたいまだ気温も低く景色も冬のような時期なんで特にそう感じるのかもしれない。
千葉県あたりもようやく梅が咲いた・・・。
房総半島真ん中あたりの里山ももうそろそろ梅が咲く頃だ・・・。

2011年3月4日 いすみ鉄道 東総元

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  1. 2012/03/19(月) 23:14:25|
  2. いすみの風
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梅は咲いたか・・・

higasihusamotoume

梅が遅れてるなぁ・・・。2月中旬、通勤途中の梅の林がいつまでたっても花が咲かないのを見てふと思った。いつもならいつの間にか咲き出した梅を見て2月というのに・・・と思いつつ初めての春を感じたものだった。気がつくと梅の開花の遅れがニュースにもなるようになっていた。半月くらい遅れている気がした。
車を修理して今日久々に来るまで会社へ行ったら、いつもの梅の林は白い梅で満開だった。ようやく春が身近に感じられた・・・。

遅れていても春は来る。きっと来る・・・。早く来い・・・。

2011年3月4日 いすみ鉄道 久我原-東総元

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  1. 2012/03/17(土) 23:33:56|
  2. いすみの風
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木造駅舎は美しい・・・

「美作滝尾もいいですけど、その少し先の知和駅もいい駅ですよ!」そんな事を聞いたのは、若き鉄道写真家 村上悠太さんからだった。その言葉が頭の中から離れずにいた。時間もそうそうないんであきらめかな?と思いつつ、美作滝尾で同好の友人に話してみると、「行きましょう」と快い返事が(笑)
確か3つ先で距離もそうそう離れていない事もありレンタカーに乗り込んで鳥取方面へ向かった。

tiwaeki

しばらく行くと長閑な風景の先に駅入り口の小さな看板があり、右折するとほどなく素晴らしい駅舎が目に飛び込んできた。うぉ~と面々は訳のわからない言葉を発しつつ降りて撮影開始・・・。
美作滝尾同様、きれいにされており、窓枠も木のままの素朴で素敵な駅だった・・・。滝尾と違って寅さんのロケをやったわけでもないんでおそらく静かでひっそりとした佇まいなんだろう。それでも地元の方々だろうか、きれいに保存されているのは本当にありがたいことだと思った。

kaisatuguti

sotokara

木造駅舎は本当に素晴らしい。そして美しい・・・。しみじみとそう思った・・・。

因美線の岡山県側は、かつての陰陽連絡の役目を智頭急行線に譲り、ひっそりとしたローカル線だが、こういった趣のある木造駅舎が素晴らしいと聞く。なんか遠い所にたっぷりと宿題を置いてきてしまったと感じている。

真島先生に招かれたような・・・そんな気がした、短い因美線の旅だった。

2012年3月10日 因美線 知和

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  1. 2012/03/16(金) 23:35:24|
  2. さすらいの美学
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寅さんがいた駅

takionyuusen

美作滝尾駅は、男はつらいよの最終作の「寅次郎紅の花」の冒頭シーンのロケ地でもある。
山田洋次監督は鉄分の濃い方のようで、様々な作品には日本各地のローカル線の光景が描かれている。どれも日本の情景にぴったりな雰囲気のいいローカル線。この駅も選ばれるべきして選ばれたのだろう。
聞けば駅舎の建て替えの話もあったようだが、寅さんのロケ地ということで保存が決まったようで、地元の方々がいつもきれいにしてくれているようだ・・・。

torasan

駅で色々写真を撮っていると偶然地元の方が来て、関東から来た旨を話すと、鍵を開けてかつての駅長室へいれててくれた。昔のママというわけはいかないけどいろいろなものが保管されてた。国鉄の荷物扱いの名残なのか、大きな秤やリアカーも残っていた。

駅の待合室でふと振り返ると、ラッチの向こうで、にっこり笑いながら「よっ」って右手を挙げている・・・。そんな寅さんが立っていたような気がした・・・。

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平成24年3月10日 因美線 美作滝尾

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  1. 2012/03/15(木) 22:42:03|
  2. さすらいの美学
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あれから3年・・・

ある駅の待合室から駅前の通りを狙った写真だ。
小学生達が精一杯の笑顔でこちらへ向けて走ってくる写真だった。日常が、生活感が、そして子供達の躍動感が目一杯つまっている写真だった・・・。
駅舎からこの写真を撮った写真家と同じ目線で駅前の通りを見てみるとそんな光景が蘇ってくる。小雨の降る冬枯れの光景というのに・・・。おそらくカメラを構えている写真家は優しい眼差しで子供達を見つめつつシャッターを押したのだろう・・・。そんな優しいローカル駅の日常が浮かんでくるようなカット・・・。
その写真家は真島満秀先生。そしてこの日、自分は真島先生と同じ目線のこの駅に立った・・・。

岡山県のJR因美線の美作滝尾駅。この駅を見たくてたまらなかった。ある事で姫路へ行く事になりこの駅への訪問を考えていたが、因美線のダイヤがうまく合わずあきらめかけていたとき友人の一言・・・
「津山からレンタカー借りましょう・・・」
いつも当たり前のように使っていたレンタカーがこの時は想定外。この駅への訪問を考えていて平常心を失っていたのかもしれない・・・。友人に感謝!
そうして自分は真島先生と同じ目線の場所に立っていた・・・。

takio

今日3月14日は真島先生が天へ旅立った日・・・。
あれから3年。自分は相も変わらず真島先生を追いかけている。追いつかないのはわかっている。でもそうせずにはいられないんだ・・・。
あの衝撃の日から3年・・・。あれからもう3年の時が経つ・・・。

2012年3月10日 因美線 美作滝尾

テーマ:鉄道写真 - ジャンル:写真

  1. 2012/03/14(水) 23:49:13|
  2. さすらいの美学
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あれから1年・・・

なんと長い1年だったんだろう・・・。今の偽りのない気持ち。
あの日、いつも通り仕事をしていてあの地震にあった。長く長く感じた揺れがすっと大きくなって、パニックに近い状態になった職員を大声を出して沈めて、建物のチェック、情報の収集・・・。あまりに必死すぎてその被害の大きさを知ったのは帰宅が許され2時間半かけて帰った自宅近くの中華料理店だった・・・。
それからテレビで流れる映像を凍り付くような気持ちで見入った。自分が何も出来ないというなんとも言えない焦燥感に苛まれおかしくなりそうな思いを必死に押さえ仕事に没頭した・・・。自分の仕事は間接的でも世の中に貢献しているはずだ・・・。そう信じて過ごした日々・・・。
いろいろな事を感じ、考え、学び、そしてそれをきっかけに出会いもあった1年。そして自分的には愛する肉親を2人も失った1年でもあった・・・。
様々な思いを感じてあれから1年の時を迎える・・・。

soyatoyotomi

明けない夜はない・・・。この言葉を信じて・・・。

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テーマ:なんとなく書きたいこと。。 - ジャンル:日記

  1. 2012/03/11(日) 14:46:00|
  2. さすらいの美学
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プロフィール

さすらいびと 

Author:さすらいびと 
旅と酒と蒸気機関車とローカル線とカメラをこよなく愛するおぢさんです!

真島満秀先生に感化され、「旅情」をテーマに、季節とか、光とか、日常とかの鉄道情景が好きで追い求めています。どちらかというと鉄道写真というより、「鉄道のある風景写真」といった方がいいかもしれません。自分の写真を見て「旅に出たい」って思っていただけたら望外の喜びです。

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