4月20日、今年もきてしまいました。僕にとって忘れられない日、ふるさと銀河線が時刻表から消えた日です。あれから2年が過ぎました。もう2年、という気持ちとまだ2年といった気持ちがあります。恥ずかしい話ですが今でもたまに夢に出てくるんです。
そういえば、陸別駅の保存鉄道も少しは動いているようです。また北見界隈では銀河線の線路が鉄の高騰で高く売れたとかいう話も聞きました。でもこういった話題がない、当たり前の姿があったほうがやっぱりいいですね。
今夜は、2年前の事や、銀河線を追い求めていた日々を思いながら静かに過ごしたいと思っています。

銀河線についてのエントリーはこの「North requiem ふるさと銀河線」で見る事ができます。
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- 2008/04/20(日) 20:00:00|
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なんでこんな夢を見たんだろう。起きたら汗で全身が濡れていたのは、連日の熱帯夜の影響ではないだろう。前の夜に見た、銀河線のスライドショーの影響かもしれない・・・
地平線まで見える広大な大地。一面のたまねぎ畑。そんな中僕は列車を待っていた。乗ろうとしているのか撮ろうとしているのかさだかでは無いが、ひたすら列車を待っていた。なんで気がついたのか、銀河線は既に廃止された事に気がつき嘆いていた。そんな時目が覚めた。
まだ引きずっているのか・・・そう、あの時見たたまねぎ畑の光景をもう一度見たいって思っていたからだろう。そんな想いが夢になって現れた・・・
たまねぎでなくてもよくて、馬鈴薯でもビートでもいい、広大な北海道の農業ってやつを撮ってみたい。去年訪れた石北や釧網では見れなかったから・・・
そんなのを求めて旅するのも悪くない。なんか地味な旅になりそうだ・・・

2005年9月13日 北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線 西訓子府−西富
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- 2007/08/29(水) 00:16:44|
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上利別で列車を見送った後、僕は陸別へ向かいました。
北見からくる陸別止まりの到着と陸別の最終の発車を見届けます。
まずは大雨の中陸別止まりの列車が入線しました。

この乗務員さんはこれで最後、本当に最後の乗務を終えました。1日駅長の陸別町長が握手で出迎えます。乗務員さんは握手をしながら「町長、本当にありがとう、SLの時からさぁ・・・」最後はちょっと聞き取れませんでした。SLってSL銀河の事なのか、現役の頃からなのかわかりませんがちょっといい光景でした。このあと花束をもらった乗務員さん、なんか少しホッとしたような表情をしていたのが印象的でした。
その後、保線の方なんかの裏方さんへの花束贈呈などが静かに行われて最終列車の発車となります。本当はこのあと池田からの列車の到着が本当に最後なんですが、ここを出る列車はこれが最後です。

乗務員さんに花束を渡す1日駅長。ずぶぬれになりつつ、寒いとか冷たいとかは全く感じませんでした。

いよいよ最終の出発・・・「出発進行ぉ」の声で静かに発車していきます。「さよならぁ」「陸別を忘れないでねぇ」「バスででも来いよぉ」ペンライトを降りながら旅人と町の人が精一杯の声を振り絞っていました。

最終列車を敬礼で見送る陸別町長・・・・
ずぶぬれになりつつも僕は赤いテールライトをいつまでも追っていた。
「さようなら・・・本当にさようなら。僕のふるさと銀河線」
[さようなら・・・ふるさと銀河線]の続きを読むテーマ:鉄道写真 - ジャンル:写真
- 2007/05/03(木) 00:42:56|
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夕方、雨が強くなってきた。涙雨・・・そんな風情は無いくらいに。
本当に廃止されるのが嫌で号泣しているかのような雨が降ってきた。
僕は昨日に引き続きあてもなく大誉地へきた。駅舎のベンチにおばあさんがふたり、ぽつんと座っていた。
「なんかさぁ、無くなるのは寂しいよね。昔っから走っていた汽車の音が聞こえなくなっちゃうんだよなぁ。昼間は人が多くてね、だから今お別れにきたんだ・・・」ゆっくりと、静かに話してくれた。
「昔は人がたくさんいたんだ・・・でも今はいくらもいねぇ。だから汽車も走んなくなっちゃうんだなぁ・・・」なんか、心が締め付けられる思いだった・・・
列車の時間が近づくと何人か町の人も来て静かにお別れをしていた。走り去った後も列車をいつまでも追っていたのが印象的だった・・・

あたりはゆっくり暗くなる。雨はより強くなってきた。上利別にきた僕は目を疑った・・・
駅舎の煙突から煙が出ている。いつもは暗い駅長室の跡に明りが灯っている・・・最期の日に上利別駅が生き返ったような情景・・・
上利別の集落の人が集まってお別れをするという。区長さんらしき方が「今後の駅舎保存なんかの事も含めて話をするんです。駅はこの集落の顔みたいなものですからね・・・」しんみりと話してくれた。
雨の中列車を送った。ペンライトと花束で・・・
決して派手さはなくとも、小さな・・・でも心のこもった短いお別れのシーンにこみ上げるものを感じた・・・

2006年4月20日 北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線
上:大誉地 下:上利別
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- 2007/04/27(金) 00:33:53|
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2006年4月20日、朝から小雨がしとしと降っていた。銀河線の涙雨だ・・・。そしてその涙雨はどんどん強くなっていった。
前日に陸別についたさよなら列車の編成が一番列車として池田へ向かっていった。なんとなくそれを追っていった。大森駅ではいつものように高校生がひとり列車に乗っていった。明日からはバス通学なんだろうか・・・どんな気持ちで列車を待っていたのだろうか・・・

今までさよならHMもつけなかったが唯一それをつけて走る臨時列車の編成を撮りたかった。

本別ではさよなら列車のイベントが行われていた。本別高校の学生たち・・・銀河線がなくなるってどう思っているんだろう・・・
底抜けに明るく、でもとても素直な素敵な学生達だった。
「銀河線のこと、忘れるなよ!ありがとな!」僕はそういい残して次へ向かった。

2007年4月20日 北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線
上:池田−様舞 中:大森 下:本別
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- 2007/04/26(木) 00:25:11|
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最終日の前日、いつもと変わらない沿線の風景が少しだが着実に変わっていた。

代替バスの停留所が各所に置かれていました。時刻のところには「この停留所は4月21日から使用できます・・・」何気ない現実にちょっとショックを受けました・・・

さよなら、ありがとうの文字も貼られました。これが最後の夜です。
2006年4月19日 北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線
上:分線−陸別 下:陸別
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- 2007/04/25(水) 00:14:31|
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最終日前日、4月19日。天気予報って悪い予報ほどなぜか当たります。朝からどんぐもりの中、それでも最後の姿を追って沿線を走り回っっていました。沿線はあと2日という雰囲気は無くいつもの、本当にいつもの日常のようでした。それが沿線の現実だったんでしょう・・・

色を探してまわりました。でも北海道の4月はまだまだ早春・・・
そんな中、ひっそりとねこやなぎが・・・
少しずつ春はやってきているのに、春本番の中を走ることなくあと2日で終わってしまう・・・

まだ冬枯れているような中を泳ぐこいのぼり・・・
まるで別れを惜しんでいるように・・・

1本1本、大切にシャッターを押していたような気がします。
ここは9月に訪れた所です。無意識にそういった思い出も追っていたのかもしれません。
2006年4月19日 北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線
上:川上−小利別 中:境野−豊住 下:境野−豊住
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- 2007/04/22(日) 23:23:31|
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4月18日、予報では最後の晴れでした。
数少ない列車を追い求め沿線を走り回っていました。この鉄橋も何回撮影したでしょう・・・様々な木々や水面の表情が好きで必ずここで撮影したような気がします。秋には背後の山に登ったこともあったっけ・・・
そんな事を思いながら雪しろの流れる川を見つめて列車を待ちました。

日が傾いてきて、それこそ追われるように撮影を続けました。そして茜色に染まる様舞の夕景・・・
この時ほど天気予報が外れる事を真剣に願った事は無かったと思います。そして高島駅に行き、残照がなくなるまで駅に佇んでいました。で、後ろ髪をひかれつつ今宵の宿の帯広へ向かいました・・・
[最後の晴天を・・・]の続きを読むテーマ:鉄道写真 - ジャンル:写真
- 2007/04/22(日) 01:09:13|
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今日、1日だけでしたが只見線の会津平で春を満喫しての帰り道・・・
運転しながらふと思いました・・・「あぁ、もう1年か・・・」
そう、1年前の4月20日、ふるさと銀河線の最期の日。今日の天気とは裏腹に銀河線の涙雨のような豪雨の中、銀河線がにじむ視界から消えていってから1年・・・
最期を見届けるべく確か4月18日〜21日に休みを取って最後の銀河線撮影行へ行った。思えばずいぶん無茶をして休みを取ったものだ・・・
この旅の中、天気のいいのは18日だけ。必死になって太陽の下の最後になるだろう姿を必死になって追い求めた。そして、夜は最後になるだろう帯広の十勝麦酒のカウンターで地ビールを飲んでいた。
なじみになったピザ焼きの兄さんも先月一杯で退職し、なんとなく寂しく一杯やっていたっけ・・・

牛たちはもう決まって聞こえる踏切や列車の音を聴くことはないんだろうな・・・
僕にとって、銀河線と牛を絡めた最初で最後のカット・・・

気がつくとこいのぼりの季節だった。
2006年4月18日 北海道ちほく高原鉄道 ふるさと銀河線
上:高島−大森 下:本別−仙美里
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- 2007/04/20(金) 23:44:49|
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夕方、西の空には薄い雲がかかる。あたりは茜色というよりセピア色に染まった。

クライマックスともいうべきこの夕景、もう見られないかもしれない。なんでかわからないが無性に叫びたくなる衝動にかられた事を覚えている。

でも、このような夕景に出会えた事を感謝しています。
2006年2月28日 北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線
上:西訓子府−西富 下:豊住−置戸
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- 2007/03/05(月) 22:12:16|
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