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さすらいびとの子守唄

Landscape with Railway

春よ来い・・・

hukinotou

恐るべしエルニーニョ現象か、経験した事のない小説が続く奥会津。たまに雪は降るのだが積もった雪は儚くも消えてどうも理想的な雪景色に出会えない。ましてそうした降雪のある日は仕事の日が多く、ごくたまにしか訪れない旅人にはつらい冬となった。
今秋から暖かい日が続き、奥会津にはまた雨が降ったとも聞く。こんなに雨の便りが届く冬もまた経験がない・・。

それならいっそ、もう今シーズンの冬景色はあきらめてひたすら春が来るのを祈るとしよう。
奥会津に住む人たちの気持ちに寄り添うように、同じ思いを持って春を待とう・・・。

春は桜と新緑が象徴されるが、その前に少しづつ春の足音が小さく聞こえてくる。
そんな小さな春、一番乗りの春を見つけるのが好きだ。

思わず歓声を上げるような北国の春もいいけど、こういう春を見つけてふっと頬が緩むような・・・

そんな春を心待ちにしよう・・・

春よ来い、早く来い・・・。

2018年3月26日 只見線 会津桧原-滝谷


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  1. 2019/02/20(水) 20:18:46|
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祈りの灯火 ~雪月列火~

今年も会津中川の雪原に灯った灯火・・・
真暗な只見線に灯りを灯し、只見線が走る事に感謝しみんなで手を振ろう・・・
そんな趣旨で始まった会津中川の「雪月列火」も今年で3回目となった。主催は只見線の復旧が決定した時に、地元のやる気が結集して結成された「只見線つなぎ隊」。そして地元の中川地区の方々や奥会津在住の人たち、金山町役場の皆さん、そして全国から集った鉄道ファンも一緒になって総勢50名近くで準備を行った。列車がくる頃には、更に撮影する人や地元の方々も見物にきて静かな中川の夜も賑わいを見せた・・・
この灯火はそんな人たちの想いとか祈りとか、きっとそうしたものが込められた灯火なんだなぁとふと思った。

去年は大吹雪の中、懸命に準備をしたが列車が運休となり只見線のキハを迎える事ができなかった。今年もしっかりと降る雪にやきもきしたが無事に列車とのコラボが実現できた。自分は一昨年は仕事の関係で参加できなかったのでようやくそんな祈りを込めた灯火に参加できた、見る事ができた。列車が来た時、そんな思いがよぎり、目頭にこみ上げてくるものを耐える事ができなかった・・・

setugeturekka


2019年2月16日 只見線 会津中川

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  1. 2019/02/18(月) 20:27:15|
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雪の朝

dai4yuki

前日に降っていた雨は未明に雪へと変わったようだ。
暖冬だ、小雪だと言っても、やはり雪が降ると風景は一変する。冬の奥会津らしさがほんの少しでも垣間見れる・・・。

雪はつらいもの、たいへんなもの、そんなイメージが強いんだろうけど、やっぱりこうして見せてくれる光景は荘厳で美しい・・・
鋼色の只見川がモノトーンな印象をより強くさせる。

雪の朝、雪に音がかき消されるようにゆっくりと列車が走り去っていった。

2019年1月16日 只見線 会津水沼-会津中川

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  1. 2019/02/07(木) 20:03:53|
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谷間に日が射す頃

mizunumahukan

今シーズンの奥会津の冬、不思議と晴れる時が多い。1日中晴れなくてもほんの数時間とか、そんな時が多いように感じる。
そもそも奥会津は福島県の中通りよりも新潟県の気候に近く、冬は滅多にお日様を見ない日が多いのだが・・・。
やはり今年の気候はおかしいのか・・・。
それでも晴れるならいいじゃんって思うのだが雪が少なくてあまり画にならないのも事実・・・。まぁ成り行きに任せて撮ってるけど、もう少し画面の白い比率が多いとなぁ・・・と贅沢いってる。

会津宮下から会津中川あたりは山が一気に只見川に迫り屋にはV字に切れ込み山深い印象になる。このあたりの集落も山にへばりつくように、又わずかな平地に寄り添うような佇まいになる。陽が差し込む時間は短く、この時期はようやく8時頃に谷間まで下りてくるのだ。
それでもこれらの集落は谷間にあっても比較的日当たりのいいところにあるように思う。これも先人の知恵なのだろうか・・・。

ようやく谷間に日が射しこむ頃、わずかなタイフォンを鳴らして列車が姿を現した・・・。

2019年1月6日 只見線 早戸-会津水沼

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  1. 2019/02/06(水) 20:21:33|
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白い世界

nakagawayuki

未明に雪降り止まぬ舟鼻峠を越えて奥会津入りしたが、夜が明けても雪はもさもさと降っていた。峠のあたりはものすごい積雪で、国道400号も除雪が追いつかない状態であったが、ここまで下りてくると降っている割に積雪もイマイチのような気がした。降ってる雪は普段の、永遠に降り続くような錯覚を覚えるような雪なのだが・・・。

それでもこの時はあたりがすっかりと白い世界と化した。2週間後ここで行われるイベントに想いを馳せ、地元の人には申し訳ないけどもうちょっと積もる事を願っていたが程なく雪は止んで木々に着雪した雪は一気に落ちていった・・・。

やっぱりエルニーニョの影響は凄いんだ・・・。

2019年2月3日 只見線 会津中川

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  1. 2019/02/05(火) 19:49:14|
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霧の朝

kirinakagawa

秋とか春先の晴れ予報の日は霧が出る事が多い奥会津だが、真冬に桐ってあまり経験したことはなかったように思う。
霧は8時過ぎ頃に晴れる事が多いのだがこの日の霧じゃなかなか晴れず、この後会津坂本あたりでようやく晴れた。(10時前頃)
薄く青空も見えるのだが鉄橋はどこもホワイトアウト状態だったようだった。
聞けば7時台の第一只見川橋梁のお立ち台はかなりの人出で、鉄道写真家の中井精也さんもいらしたようだが全員が聞く鉄(音だけが聞こえる状態)だったらしい。おそらく次の9時台も真白だったのではないかと思う。9時台は台湾から来る人も多く上るので、遠くから来てくれたのにちょっと申し訳なくも思う・・・。

やはり今年の冬の気候はちょっと、いやかなりおかしいと感じた。

2019年2月3日 只見線 会津中川-会津水沼

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  1. 2019/02/03(日) 21:13:19|
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家路

bangegekou

11月後半か、12月前半の光景のようだが、今年の1月8日のシーンである。
今年の冬は、予報通りエルニーニョの影響なのか超暖冬のように思う。雪はそこそこ降るのだがあまり長く続かない。降ってもあっという間に溶けていく・・・。これから奥会津各地で行われる雪まつりがいよいよ心配になってきた。そして今朝、奥会津から届いたのは、なんと「雨の便り」であった・・・

雪が降りだした会津坂下、傘の花が咲くのをちょっと期待して待っていたが、この程度の雪では誰も傘はささないようだ。
足早になるわけでもなく、いつもと同じように家路に就いたようである。雪が多かろうが少なかろうが、毎日繰り返される日常の姿はやはりいいものである・・・。

2019年1月8日 只見線 会津坂下

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  1. 2019/01/31(木) 19:19:26|
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大志集落

oshi

只見川に突き出るような佇まいの大志集落は、ビューポイントが出来たり、俯瞰場所がすっかり有名になってしまったり、おそらく只見線沿線で一番有名で人気のある集落なんだと思う。
ただこの集落、外から見るだけでなく集落内を彷徨っているのもまたいいものである・・・。

「汽車撮るのか?」カメラを持ってウロウロしているとそう声をかけられた。車もここに置けと言ってくれたりしてしばし話をする。
会津弁で半分くらいしかわからなかったけど、それでも笑って話ができたのは本当に楽しかった。
先日は大志のサイノカミにもお邪魔して、よそ者の自分に優しく接してくれたりして・・・

大志集落は比較的古い家が多く残っている。ある意味奥会津らしい光景を見る事ができる。じっくりと歩いてみたいとも思うのだが、いつも地元の人に話しかけられたりして思うように足が進まなかったりするのだ(笑)

人の営みを感じさせる風景はやっぱり素敵だ。こんな風景をもっともっと探していこうと思った・・・

2019年1月26日 只見線 会津川口-会津中川


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  1. 2019/01/30(水) 20:30:35|
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白く染まる谷

yukigahuru

「この雪は積もる雪じゃないよね・・・」
ちょっと早い昼食を食してる時に外を見て友人に言った。雪の密度は濃いのだが粒が小さい3月頃の雪のようだった。
こんな雪なら杉かなんかバックを暗くして雪を撮ろうか・・・そう思って友人と別れてロケハンをしていると雪はもさもさと降りだし道路に一気に積もりだした。正に厳冬の奥会津の永遠に降るのかと思うくらいの雪だ・・・。
木の枝にもみるみる着雪してくるが、見通しは効かず広角で接近戦に挑んだ(笑)

谷はあっという間に白く染まり、1時間前の風景が一変した・・・。
しかし雪はほどなく止んでせっかく着雪した木の枝もみるみる雪が溶けていった・・・。

やっぱり今年の天気はちょっとおかしいよなぁ・・・

2019年1月26日 只見線 会津宮下-会津西方


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  1. 2019/01/28(月) 20:39:36|
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しんしんと・・・

takiyasinsin

雪が少ないとは言っても、奥会津の雪は降りだすとこのまま永遠に降り続くのではないかと思うほど静かに降り続く・・・。
ほんのさっき降りだした雪は音もなくただただ降り続く。

しんしんと降る雪の中、列車は雪に音を消され、ただ静かに走り去っていく・・・。

2019年1月16日 只見線 滝谷-郷戸

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  1. 2019/01/24(木) 19:24:10|
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プロフィール

さすらいびと 

Author:さすらいびと 
旅と酒と蒸気機関車とローカル線とカメラをこよなく愛するおぢさんです!

真島満秀先生に感化され、「旅情」をテーマに、季節とか、光とか、日常とかの鉄道情景が好きで追い求めています。どちらかというと鉄道写真というより、「鉄道のある風景写真」といった方がいいかもしれません。自分の写真を見て「旅に出たい」って思っていただけたら望外の喜びです。

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