さすらいびとの子守唄

Landscape with Railway

越後須原駅

suhara

新潟県魚沼市・・・
所謂平成の大合併で周辺の町村が合併してできた市である。只見線沿線では、小出町、広神村、守門村、入広瀬村があり、越後須原駅は旧守門村の代表駅でもあった。構内を見るとかつては列車の行き違いができる交換駅だったようだが1992年4月に撤去され棒線化されている。2010年3月までは簡易いたく駅であり駅員(委託者)が常駐していた。
只見線に通いだした頃、何回か列車に乗ってこの駅を通過しているが、確か髭のおじさんが列車の発車の時に必ず出てきて直立不動でお辞儀をして見送っていた姿が印象的で、いつかそんな姿を写真に撮ってみたいと思ったものだ・・・。
今、どうしているんだろう?・・・。がらんとした待合室でふとそんな事を考えていた・・。

大白川行きの最終列車は20時20分。数名のお客さんを下ろして静かに発車していった・・・。
赤いテールライトが闇に消えていくまで見送った。

六十里峠を越えて只見まで行く列車の最終は17時33分である・・・。

2017年9月23日 只見線 越後須原

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  1. 2017/09/24(日) 23:32:40|
  2. 僕の只見線
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案山子の呟き

kakasi

そういや最近案山子って見ないな・・・
イベントなんかでお目にかかる事はあるけど、普通に本来の業務?をこなしているガチな案山子って見かけなくなったように思う。
そんな事を思っていたから、思わぬところでガチな案山子を見てしまったら、ベタと言われようがこんな構図になってしまう(笑)

顔はへのへのもへじが好みだけど、このちょっと無表情な案山子もいいものだ(笑)

「自分がいる限り、スズメどもに一切稲を食わせませんぜ!」
そんな呟きが聞こえてくるようだ・・・

上州は正に豊穣の季節。黄色くなってきた田圃が眩しいくらいである・・・。

2017年9月18日 上信電鉄 神農原-南蛇井

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  1. 2017/09/19(火) 22:59:02|
  2. 上信電鉄
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上州の秋

simonitanegi

西松井田で行われた碓氷峠の写真展を見に行った帰りに上信電鉄に寄り道をした。実は初めての訪問だった。
少し沿線を見て回ると黄金色になった田圃のほか、休耕田も目立ち手入れをされていない桑畑も見かけた。
世界遺産に指定された富岡製糸場のおひざ元であるが、もう養蚕は行われていないのかな・・・とも思った。

上州らしい風景・・・
そんな感じで探したのは蒟蒻畑だがどうもうまく線路際になく見つけたのがここ・・・
自宅回りで見かけるネギよりも太いネギ・・・。下仁田ネギであろう。これもある意味上州らしい風景なんだろう・・・

ネギ畑の中の赤いアクセントと透きとおるような青い空が上州の秋を告げていた・・・

2017年9月18日 上信電鉄 南蛇井-千平

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  1. 2017/09/18(月) 22:31:59|
  2. 上信電鉄
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群青色の谷

dakiyongunjou

蒼というより群青色に染まった谷・・・
夏至の前後はここで空や川面があんず色に染まらないかと一喜一憂したのと同じ列車だ。
昼間はまだ夏の気配がそこらかしこに残っているからか、こうした日の短さを見て秋の訪れを実感することもある・・・。

川面に映る空の明るさが去りゆく夏の名残なのだろう・・・

431Dはこれから夜汽車になるのだ・・・

2017年9月3日 只見線 会津水沼-会津中川

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  1. 2017/09/17(日) 21:58:39|
  2. 僕の只見線
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斜光線・・・

sakamoto

随分日が短くなった。
夏場であれば431Dまで撮れるのだが、いつのまにか既に斜光線の趣きである。
緑色だった稲は、ほんのりと黄色く色づき、稲穂も出てずいぶん大きくなった。なによりも確か雑草が生えていた場所は蕎麦畑になっておりいま正に見頃であった。

確実に季節は巡っている。光の具合も変わっている。同じ場所でも随分と違った光景になるものだ。

光を読んで、光と戯れる・・・。
気がつくと、もうそんな季節である・・・。

2017年9月8日 只見線 会津柳津-会津坂本

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  1. 2017/09/14(木) 23:00:40|
  2. 僕の只見線
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豊穣の季節へ

ine

先日奥会津へ行った時、中川の国道沿いの築堤の脇の田圃の一部が既に刈り取られていた。
品種の違いなんだろうが、そんな光景を見ると各地の稲の表情が気になるところだ。

この田圃の稲は、田植が遅いからかまだ緑が強いが、すっかり穂も出ていている。もう少しするとだんだん黄色く色づいてきて稲穂を垂らすのだろう。「実るほど頭を垂れる・・・」といった感じだ。

たぶん奥会津だけでなく、日本各地で豊穣の季節を迎える。稲が実ってくるとワクワクするのは桜が咲く頃のあの気分に似ていると思う。日本で生まれ育った者に宿るDNAの影響なのであろうか・・・

田圃の表情は季節毎に変わっていく・・・。この田圃の色が黄金色に変わる頃、季節は初秋から秋へと移ろっていくのだ・・・。

2017年9月8日 只見線 会津西方-会津桧原

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  1. 2017/09/13(水) 23:05:06|
  2. 僕の只見線
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想いをこめて・・・

nakagawahanabi

先日、奥会津の金山町で第7回麺sフェスティバル&沼沢湖ヒメマス復活祭が行われ、夜には只見線復旧決定記念花火大会が行われた。大小さまざまな花火には、それぞれの只見線への想いがこめられている素敵な花火大会だった・・・。
あーでもないこーでもないと言いつつ撮影していたが、そうした想いがこめられた花火と只見線の列車がシンクロしたシーンは感慨深いものであった・・・。

只見線へのたくさんの、様々な想いが奥会津の夜空に大きく咲いた・・・

2017年9月9日 只見線 会津中川

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  1. 2017/09/11(月) 23:04:31|
  2. 僕の只見線
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月夜

miyasitajuusanya


月明かりに照らされる奥会津の山間の小さな駅を、最終列車が発車する・・・
静寂を劈いた列車が遠く去っていくと再び静寂が戻ってくる。秋の虫の声が妙に大きく感じるほど・・・。

今宵は十三夜、満月の夜ほどではないが月夜は思ったより明るく、杉の林の輪郭がなんとなく見えるほどだ・・・

2017年9月2日 只見線 会津宮下

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  1. 2017/09/05(火) 23:37:42|
  2. 僕の只見線
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蕎麦の花の咲く頃・・・

sobanohana

今年の夏はどうもおかしい夏だった。自分的に見てもいつの間にか終わってしまったという感じが強く感じるのは夏の奥会津をよく見ていなかったからなんだと思う。お盆の時に半日奥会津滞在したが、じっくりと沿線を見て撮影したのは約2ヶ月ぶりであった。
季節というものはちょっと目を離すとすーっと通り過ぎて行ってしまう・・・確か真島満秀先生も仰っていたがまさにその通りで、沿線で枯れた向日葵なんか見るとそんな言葉を妙に実感したりする。盆の法要とか、仕事とか、天気とか、いろいろな理由をつけて過ごしていたのだが、そのすきに奥会津の夏はすーっと通り過ぎていった。降られてしまったようなものだ・・・

そんな久しぶりの奥会津では蕎麦の花が正に見頃であった。
蕎麦の花を見ると、夏が終わる・・・というより、秋が来た・・・という思いになる。
それくらい蕎麦の花は初秋を彩る花なんだと思う。いつの間にか通り過ぎていった夏を惜しみつつ、蕎麦の花に出会えた喜びを感じていた・・・。

僕は蕎麦の花が好きだ。白い色というのは白百合と同じなのであるが、花の大きさとか白い色の具合とか白百合のような華麗なイメージではなく清楚で可憐なイメージが心を鷲掴みにするのである・・・。

奥会津に蕎麦の花が咲いた。
日中の日差しはまだまだ暑く感じるが、頬を撫でる風は気がつけばすっかり秋の風になっている。

蕎麦の花とともにそっと秋がやってきたのだ・・・。

2017年9月3日 只見線 会津柳津-会津坂本

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  1. 2017/09/04(月) 23:19:23|
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田圃の色

hinome

田圃が広がる風景こそ、正しい日本の風景のような気がする。
そしてその表情がそのままめぐる季節を象徴するようだと思う。
冬は白、雪解けが進み茶色い色になり、田圃に水が入り田植、伸びる早苗、夏の緑の絨毯、黄金色の豊穣の季節・・・
山の木々以上に表情豊かな姿を見せてくれる。

東京の町工場に囲まれた下町で育った自分は、山や川、海そして田圃の風景は憧れだった。当時静岡に住んでいた従兄の家に遊びに行くと一面の田圃の風景に出会えるのが楽しみであった。
そして田圃の周りの小川とか用水路や水たまりには、ザリガニとかめだか、クチボソ、フナ、タニシ、ヤゴ、ゲンゴロウ・・・
様々な生き物の命の息吹を見て、好奇心旺盛な子供にとって一日いても飽きない遊び場でもあった・・・

田圃の風景の憧憬はいまも変わらない。田圃を見ると心躍るのだ。
季節によって変わっていく田圃の色を見ながら季節の移ろいを感じ、風景とともにあの頃の心象風景も表現したい・・・。そう思う。

田圃の色が緑から黄緑に変わる頃・・・
まだ暑い日が続くがふと気がつくと、頬を撫でる風が秋のそれに変わっているのに気がつく頃である・・・

2016年9月3日 只見線 根岸-会津高田

テーマ:鉄道写真 - ジャンル:写真

  1. 2017/08/29(火) 23:22:26|
  2. 僕の只見線
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プロフィール

さすらいびと 

Author:さすらいびと 
旅と酒と蒸気機関車とローカル線とカメラをこよなく愛するおぢさんです!

真島満秀先生に感化され、「旅情」をテーマに、季節とか、光とか、日常とかの鉄道情景が好きで追い求めています。どちらかというと鉄道写真というより、「鉄道のある風景写真」といった方がいいかもしれません。自分の写真を見て「旅に出たい」って思っていただけたら望外の喜びです。

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