さすらいびとの子守唄

Landscape with Railway

蒼き屏風・・・

houou

甲斐駒も八ヶ岳も頭にすっぽりと雲がかかっており、ちょっとがっかりしていたが、ふと視線を振ると南アルプスの鳳凰三山がそびえていた。鳳凰三山は、地蔵岳、観音岳、薬師岳を総称した呼び方である。終日あまり光線状態はあまり良くならないし、甲斐駒のような印象的な山容でもないどちらかといえば地味な山だ。それでも地蔵岳のオリベスクもよく見えこうしてみると堂々とした山容は改めて見てもいいものだ。

南アルプスの堂々とした山を見上げると、まるで蒼い屏風のように見える。そんな峰々のふもとを走る小海線は正に高原鉄道である。

2017年2月2日 小海線 甲斐小泉-小淵沢

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  1. 2017/02/16(木) 22:44:54|
  2. 高原鉄道小海線
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モルゲンロート

morugenro-to

朝陽に照らされ、頬を染めたような甲斐の山々・・・
そんな光景を見たくて2時に起きて中央道をひた走った。天気は晴れ予報。GPVも北杜市周辺は真黒だった。快晴の予感・・・。そんなイメージを抱いて運転すると不思議と眠気も襲ってこないものだ。
夜明け前、航海薄明の頃に八ヶ岳PAで休憩。星が見える。ただ・・・お目当ての甲斐駒ケ岳や八ヶ岳は雲が覆っていた・・・。
ここまで来たら後には引けないよな・・・。わけのわからない事を呟きつつ時を待った・・・。
雲は流れてはいるものの一向に撮れる気配はない。流れては湧き・・・の繰り返しのようだ。
それでも時間は待ってくれない。東の空は少しづつ明るく、そして群青色から茜色へと変わっていく。そして山から太陽が覗いた。
最初は赤というか朱色っぽく輝く雲が少しづつオレンジ色へ変化していく。少しづつあたりの山々が赤く染まっていく頃、単行のローカル列車が軽やかに駆け抜けていった・・・。

お目当ての甲斐駒ケ岳を望む事は出来なかったが、神々しくも山々を照らすその光景にしばし言葉を失った・・・。
荘厳なモルゲンロート・・・。それが見れただけでも夜走りの疲れは吹っ飛んでいた。

さぁ、モーニングコーヒーでも飲むとしよう・・・

2017年2月2日 小海線 甲斐小泉-小淵沢

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  1. 2017/02/15(水) 00:05:17|
  2. 高原鉄道小海線
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只見線に乗って・・・

yanaidu1

「会津若松まで行くんです・・・」
聞けばご家族が入院していてその看護へ行くのだという。
この日は思わぬ晴れ間による放射冷却で随分と気温が下がった。こういう日、特に朝の車の運転はやはり怖いのだという。
少しでも早く、そして確実に行きたい・・・。そういう思いがあるなか、この日も只見線は定時運行だった。彼女にとって、とても頼もしく思ったに違いない・・・。

ここにも只見線を必要としている人がいた・・・
そう思うとなんだか胸がジーンと熱くなる自分に気がついた・・・

2017年1月21日 只見線 会津柳津

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  1. 2017/02/10(金) 23:36:45|
  2. 僕の只見線
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立春の日・・・

dai2yuugata

気がつけば随分日が伸びた。
11月の後半から12月にかけて、16時頃にここを通過する430Dはすっかり日が陰ってしまうのだが、2月の声を聞く頃、16時15分頃通過する冬時間の430Dはぎりぎりながらしっかりと夕日を浴びて颯爽と駆け抜けていった・・・。
まだまだ寒い日が続くが、立春のこの日にほんの少しだけ初めて感じた春の気配は、沈むのが少し遅くなってほんの少し強くなったように感じた太陽の光だった・・・。

待ち遠しい春・・・。
春よ来い・・・。早く来い・・・。

2017年2月4日 只見線 会津宮下-会津西方

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  1. 2017/02/08(水) 23:14:10|
  2. 僕の只見線
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タブレットのある風景

taburetto

津軽鉄道は全国でも希少なタブレット閉塞を行っている。
上り列車は金木でタブレットを受け取り津軽五所川原まで走り、入換えの前に駅員に渡す。
すぐに入換え業務に就くためか、いつもこの場所に暫定的にかけているようだ。その光景が好きで乗るたびにホームでこの光景を映しているように思う。

単純な方式ではあるが、人の目や手を使っての安全確保はより確実であるようにも思う。
古き良き時代の鉄道情景・・・
そんな光景が見れるのも津軽鉄道の魅力であると思う。

2017年1月27日 津軽鉄道 津軽五所川原

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  1. 2017/02/07(火) 00:31:28|
  2. 津軽鉄道
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只見線にみんなで手をふろう!

tewohurou

「只見線にみんなで手をふろう条例」という条例があり、2015年3月に只見線沿線の福島県の柳津町、三島町、昭和村、金山町、只見町、新潟県の魚沼市に制定された。
只見線を見たら、乗客の皆さんへのおもてなしと感謝の気持ちで手をふりましょう・・・という事らしい。
個人的には素朴だけど、とてもいいなぁと思っている。実際撮影していてもシャッターを押したあとは必ず手をふるように心がけている。乗車していてもそういうのを見ると実に気持ちよく、思わず振り返してしまう。

本日放送された、TBSのサンデーモーニングでもその条例が紹介されていた。
只見線にみんなで手をふろう!・・・自分もこれからもずっと続けていこうと思っている。

写真は、サンデーモーニングのロケの前のリハーサル?の様子(笑)
只見線が全国ネットで中継されたのは本当に素晴らしいと思う。大阪や長野、鳥取の友人からも「見た」という連絡があった。

こうした条例の試みが全国のローカル線に広がっていくといいな・・・。

2017年2月5日 只見線 会津水沼-早戸

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  1. 2017/02/05(日) 22:56:11|
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津軽の若き鉄道員(ぽっぽや)

ykun1

僕は津軽の地で、若き鉄道員の誇りを見た。

津軽鉄道の新人車掌のYさん。
ストーブ列車の車掌業務や駅への到着時や発車時の安全確認、機関車の機回し等、忙しそうにてきぱきと動いている。

津軽鉄道は、古き良き時代の鉄道情景が色濃く残っていると思う。特に鉄道員の皆さんの一挙手一投足は、自分が学生時代に旅した時の誇り高き国鉄マンの面影がある・・・というよりそのまま誇り高く働いている。そんな姿が実にかっこよく見えるのだ。

「背中で語る事ができない鉄道員はまだまだです」そう語る彼の目はきらきらと輝いているように見えた。
そしてその雄姿は先輩たちの思いと誇りをそのまま受け継いでいるかのように見える。

列車の運行や安全、訪れたお客様への満足といった大きな使命感がそうした姿や言動になるのだろう・・・


ykun2

比較的暖かいといわれた日だったが、津軽の冬だ。冷たい風を切って雪のちらつく中、入換え作業をする彼の目は、すぐ先の安全を見つめ、その確認に集中している。
ただ・・・
その視線のもっと先に見えるのは、偉大な先輩たちの大きな背中なのか、それとも目指す鉄道員になった将来の自分の姿なのか・・・。

それは、本人以外、誰にもわからない・・・

2017年1月29日 津軽鉄道 上:ストーブ列車車内。 下:津軽中里





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  1. 2017/02/01(水) 18:15:45|
  2. 津軽鉄道
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子供がいる情景

kawagutioyako

「柳津に初詣でに行くんです。只見線に子供を乗せてあげたくて・・・」
ちょっとはにかんだ様子でお母さんが言った。金山の人だそうだ。

列車に乗ろうとするふたりの後ろ姿を見て、なんとなくうれしく感じた。
子供のいる風景って、これからの只見線や奥会津を明るく照らしてくれているような・・・。そんな感じ。

子供たちの笑顔や歓声が奥会津の谷間に響き渡ればいいな・・・。
そんな思いで、このふたりを見送った・・・。

2017年1月21日 只見線 会津川口

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  1. 2017/01/30(月) 23:34:13|
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雪の華が咲いた・・・

takiya

明け方の気温が氷点下まで冷え込んだ朝、山の木々に雪の華が咲いた。
未明に雪が降ったわけでもないのだが、気温が低く針葉樹に積もっていた雪も落ちずにいた。

白と深い緑、いや、鋼色に近い色だけのモノトーンな空間に、音もなく列車が走り去る・・・。

2017年1月21日 只見線 滝谷-会津桧原

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  1. 2017/01/27(金) 00:27:18|
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深山幽谷

daiitikamosika

未明の大雪は朝方に止んだが、いままで雪がほとんどなかった景色が一変した。わずか数日でここまで降るか!とも思ったが積もってる雪の量は例年とそんなに変わらないように見えた。それでも、去年は小雪、一昨年は車の関係でそんなに訪れる事が少なかったので妙に新鮮にこの景色をみた。
杉の木は、普段はあまりいい景観とは思わないが、雪が降ると別だ。特に雪が止んだ直後の美しさは息を呑む・・・。
鉄橋以外の人工物がほとんど見えないこの谷間を、ゆっくりと列車が通過していく。

その光景は厳しい冬の、ほんの合間に見せてくれた妖精の微笑みのようだった・・・。

2017年1月15日 只見線 会津西方-会津桧原

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  1. 2017/01/25(水) 23:15:53|
  2. 僕の只見線
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プロフィール

さすらいびと 

Author:さすらいびと 
旅と酒と蒸気機関車とローカル線とカメラをこよなく愛するおぢさんです!

真島満秀先生に感化され、「旅情」をテーマに、季節とか、光とか、日常とかの鉄道情景が好きで追い求めています。どちらかというと鉄道写真というより、「鉄道のある風景写真」といった方がいいかもしれません。自分の写真を見て「旅に出たい」って思っていただけたら望外の喜びです。

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